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講演・対談 2004年(平成16年)

対談 生活設計の必要性と生命保険の役割

中立公正な立場からの生活設計を支援

増永 私ども金融広報中央委員会では、中立公正な立場から各県の金融広報委員会や金融広報アドバイザーの方々と緊密な連携をとりながら、生活設計や家計管理のアドバイスを行い、また若い世代に対しては幼稚園、小学校、中学校で金銭教育を行っています。

生保業界でも、さまざまな消費者教育に取り組んでおられると聞いていますが、その内容をお聞かせください。

森田 消費者教育の大きな目的は、消費者の皆様が生命保険に加入される際に、個々のニーズに応じて主体的に商品選択をしていただけるよう、また生活のなかで上手に活用していただけるよう、支援していくことだと思っています。

このような消費者教育に中立公正な立場から中心的に取り組んでいますのは、昭和51年に設立された財団法人の生命保険文化センターです。

情報提供活動についてはディスクロージャーのところでお話したとおりですが、啓発活動については、全国の消費生活センターおよび各地の金融広報委員会などが主催される各種講座への講師派遣のほか、生命保険文化センターでも独自のセミナーを開催しています。

また学校教育関連活動としては、生命保険や生活設計に対する基礎的な知識を深めてもらうために「中学生作文コンクール」の実施や、中・高校生向けの副教材の制作、大学生等を対象とした実学講座を実施しています。

増永 では最後に、私どもに対する忌憚のないご意見やご要望をお聞かせください。

森田 ある調査によりますと、「生活設計をしていますか」という問いに、「生活設計している」と答えた人は三割しかいないというデータが出ていました。

収入の伸びづらい現在、先のことは考えられないという人が多いのかもしれませんが、そんな時代だからこそ是非関心をもっていただかなければなりません。

したがいまして、金融広報中央委員会には、生活設計の大切さの理解をさらに広めるための活動をしていただきたいと願っています。

これはやはり教育ですよね。学校教育のなかで、生活設計は何よりも大切なことだという物の考え方を、子どもの頃からしっかりと身につけられる教育を展開していただきたいと思っています。

増永 中立公正な立場から、生活設計の重要性が消費者の皆様に浸透していくよう、各団体、機関との連携を深めていきたいと存じます。
長時間にわたってありがとうございました。