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平成21年度金融教育公開授業(全国リレー講座)

宮城県金融広報委員会
石巻市立女子商業高等学校
金融広報中央委員会

宮城/石巻市の実施報告

「金融教育公開授業 in 宮城(石巻)(女子商業高等学校)」(11月13日開催)

石巻市立女子商業高等学校は、石巻東部に位置し、海岸線の松林に沿った景勝の地にあります。平成20年度から金融教育研究校としての取り組みを始め、商業教育の一つの柱となる「賢い消費者教育」と関連づけながら研究を進めています。研究の目標は、様々な金融トラブルに対処していくため、消費者の保護、安全性の確保、消費者取引の適正化に関する種々の知識を習得させ、健全な消費生活を送ることができるような考え方と態度を育てることです。

11月13日(金)には、1年生と2年生を対象とした公開授業を行い、その後、主に教育関係者を対象にHosono's Super School代表の細野真宏氏による講演がありました。

▼ 参加者内訳:

生徒65名、開催校教員11名、開催校保護者5名、教育委員等3名、他校教員42名、合計126名

1.公開授業

(1) 「カード時代を生き抜く 〜生活力向上を目指して〜」(1年生)

公開授業「カード時代を生き抜く〜生活力向上を目指して〜」の模様クレジットカードの利用とその留意点に焦点をあて、カードを利用しての売買の仕組みや「借金と利息」の関係を理解させることを目標とする授業です。とりわけクレジットカードの返済方法に焦点を当て、総支払額を実際に生徒に計算させてみました。クレジットカードを利用した電子商取引について、その活用方法や注意しなければならないこと、陥りやすい誤ったカード利用の実態などが解説されました。参加者からは「クレジットカードによる支払いの便利さの裏にひそむ危険がよくわかる授業だった」との感想が寄せられました。

(2) 「ネットワークビジネスの課題 〜ネット社会の光と影〜」(2年生)

公開授業「ネットワークビジネスの課題〜ネット社会の光と影〜」の模様新たな売買の方法として身近になったネットワークビジネスについて関心を持たせ、インターネットショッピングを疑似体験させることにより、その特徴や危険性を認識させることを目標とする授業です。また、電子認証の重要性についてビデオ教材を視聴して考えを深めさせ、パスワードなどのセキュリティ管理を学習しました。アンケートでは「視覚的に分りやすく、そして実際に体験させて授業されているところがすばらしかった」、「普段気軽に利用しているネットショッピングの危険性についてわかりやすい授業だった」といった感想が寄せられました。

2.講演会

公開授業の後、細野真宏氏による「金融経済をなぜ学ぶのか」と題する講演が行われました。

講演会「金融経済をなぜ学ぶのか」の模様 日本の借金の現状、国が「破綻する」とはどういうことか、少子高齢化という日本の構造的な問題、国の年金制度について話が進められました。実社会においてこれからの時代に求められる能力は「論理的思考」と「情報の本質を見抜く思考力」であり、これらを身につけるためにも若いときからの金融教育は必要不可欠であると話されました。

更に「日本では金融教育が全く機能していない。これからの社会を生き抜くには金融経済を知らないままでは大変なことになるだろう」という話に、参加者も大いに刺激を与えられたようでした。講演後、「いつもとは違った角度で考えることができた」「年金を通して金融経済を何で学ぶのか分った」「経済の基本的な考えに基づき論理的要素(確たる数値)をもとに判断が必要であることを痛感した」といった感想が寄せられました。

3.プログラム

11:00〜11:50
公開授業「カード時代を生き抜く 〜生活力向上を目指して〜」(1年生・ビジネス基礎)
石巻市立女子商業高等学校教諭 千葉健一
12:00〜12:50
公開授業「ネットワークビジネスの課題 〜ネット社会の光と影〜」(2年生・ビジネス情報)
石巻市立女子商業高等学校教諭 吉田浩二
13:30〜13:40
開会挨拶
宮城県金融広報委員会幹事 渡辺龍明
石巻市立女子商業高等学校校長 岡部正利
13:40〜15:00
講演「金融経済をなぜ学ぶのか」
講師:細野真宏氏
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