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わが家の味方「生命保険」

4.老後に備える生命保険

年金保険で準備する

老後資金の準備で比較的人気があったのは、生命保険の年金保険を使う方法です。これは、預貯金等で準備することのバリエーションと考えられます。年金保険のメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット

(1) 計画的に資金を準備できる

いくらの保険料を払えば、何歳からいくらの年金がもらえるというのが一目瞭然です。

(2) 税制上の優遇がある

一定の条件を満たせば、支払い保険料が1年で最高5万円まで所得控除になります(この優遇制度は、将来廃止される可能性もあります)。なお、受け取る年金は雑所得となりますが、相対的に20%分離課税の金融商品より有利になるケースが多いようです。

デメリット

(1) 積立プラン(保険料)の変更ができない

年金保険の場合は原則として保険料の変更ができません。途中で保険料の支払いが難しくなった場合は、解約または減額(一部解約)せざるをえません。途中解約では、解約返戻金が払った保険料よりも少なかったり、利回りが低くなります。

(2) 年金受取開始後のプランの変更ができない

年金保険ですから、受取は年金形式となります。受け取る側の状況に関わらず、一定額が支払われます。年金が必要でなくても払われますし、まとまったお金が必要になっても、まとめて引き出すことができません。

(3) 利回りが低い

数年前までは、年金保険や養老保険など、貯蓄性のある保険商品の利回りが、預貯金などの利回りを大きく超えていました。しかし、ここ数年の保険料の値上げで、年金保険の利回りは今ではせいぜい年1〜2%です。これから数十年先に使うお金を、低金利のものに預けるのは危険です。なぜなら、今後数十年の間に一度大きなインフレが起きれば、すぐにお金の価値が下がってしまうからです。年金保険への加入を考えるなら、以上のメリット・デメリットをよく知った上で検討することが大切です。