金融教育フェスタ
親子のためのおかね学習フェスタ2012
開催日時:
2012年12月15日(土)10:00~16:00
場所:
福島市子どもの夢を育む施設 こむこむ(1・4F)
子どもたちが中央銀行の仕事を体験し、仕事自体の喜びのみならず、おかねを仕事から得る、という基本的なことを学びました。仕事の内容は、実際に日本銀行で使用している貨幣マスで模擬硬貨を選別したり、破れた紙幣の交換判定をしたり、お札の数え方を学ぶなど具体的なもので、参加した子どもたちは、真剣に取り組んでいました。最後に給料(模擬貨幣)をもらい、次のステップとして、カレー作りゲームに進みました。
続いて、仕事から得たお給料=お金をよく考えて使うことを学習するステップです。お仕事体験で得たおかねで、家族のために夕食のカレーの材料を買う、というゲームに取り組みました。カレーに必要なもの、家族の好み、食材の値段などを考えてカレーの材料を選択することを体験し、子どもたちは、限られた予算の中で色々なことを考えたり、工夫をしていました。その後、工夫したことなどについて発表したり、ほかの人の発言を聞いたりして考えを深めました。最後に、子どもたちに「おかねの体験学習プログラム認定証」を授与しました。
※「カレー作りゲーム」監修 あんびる えつこ 氏
おなじみガチャピン・ムックが、歌とダンスが大好きな「お姉さん」と一緒に「銭形先生」からおかねのことを学びました。物々交換、おかねとして使われていた貝や石、世界で一番古いお金、そして現在使われている「円」の話などに、子どもたちは興味津々。お手伝いをしてもらったお金の使い道をおこづかい帳に記録することも、ガチャピン・ムックと一緒に学んでいただきました。マジックや歌、ダンス、握手会も大いに楽しんでいました。
© FUJITV KIDS
会場内に設置したおかねに関する10枚のパネルにクイズのヒントが隠されています。このヒントを頼りに、知るぽるとファミリーのスタンプラリーを楽しみながら、10問のクイズに挑戦していただきました。
ハサミを使わない組み立て式の貯金箱作りを多くの子どもたちに楽しんでいただきました。貯金箱は、車型と新幹線型、そして新しく登場したはしご車型の3種類。好きな形を選んで色を塗り、自分だけの貯金箱の完成です。小さなお子さんも参加でき、多くの親子連れが参加され、にぎやかなコーナーとなりました。
大きな石のおかねなど、国内外の貨幣のレプリカを展示しました。千両箱の重さを体験するコーナーでは驚きの声も上がっていました。
マイクロスコープやブラックライトで見ることで、お札に用いられている特殊印刷などの最新技術を知っていただきました。お札に隠されたマイクロ文字にびっくりされる参加者が多数いらっしゃいました。
100万円の束100個に相当する大きな「かたまり」にみんなビックリ。「大きいねー!!」「お兄ちゃん、持てるかな?」・・・。力自慢をかねて、家族でその重さと大きさを体験していただきました。
1万円札の顔出しパネルと、知るぽるとキャラクターの「矢口ファミリー」が勢ぞろいした立体パネルの2点を用意させていただきました。お札の肖像画気分でニコッ、兄弟で、矢口ファミリーの百太(ももた)や一海(かずみ)と一緒にパチリッなど、それぞれのポーズで記念撮影をお楽しみいただきました。
主催者および協力団体の金融知識や金融教育に関する資料を提供しました。
- 主催:
- 金融広報中央委員会、福島県金融広報委員会、福島県、福島市
- 後援:
- 文部科学省、消費者庁、金融庁、日本銀行、福島県教育委員会、福島市教育委員会、日本PTA全国協議会