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金融教育公開授業

平成21年度金融教育公開授業(全国リレー講座)

宮城県金融広報委員会
栗原市立畑岡小学校
金融広報中央委員会

宮城/栗原市の実施報告

「金融教育公開授業 in 宮城(畑岡)(畑岡小学校)」(11月20日開催)

栗原市立畑岡小学校は、近くに渡り鳥や野鳥の聖域としてラムサール条約に登録されている伊豆沼があり、古くから沼の干拓を進め米作りに励んできた地域です。近年は共働きが急増し、祖父母が留守を預かっている家庭が多くなっています。学校では基礎的・基本的内容の指導をもとにした自己教育力と豊かな心を育てるため、日々の教育実践を重視するとともに、伊豆沼や地域を愛する心を培うための環境教育や地域の伝統芸能である「弥助囃子獅子舞」の継承活動等、地域環境を生かした教育活動を展開しています。

11月20日(金)に当小学校において公開授業が開催されました。当日は、1年生・3年生・5年生において公開授業を行った後、同校による研究発表、城西国際大学准教授の阿部信太郎氏による講演がありました。

▼ 参加者内訳:

児童49名、開催校教員11名、開催校保護者50名、教育委員等4名、他校教員27名、地域の方々21名、合計162名

1.公開授業

(1) 「だんボールで絵本をつくろう」(1年生、図画工作科)

公開授業「だんボールで絵本をつくろう」の模様話を聞き、思いをふくらませて絵に表す楽しさを味わいながら、廃材を活用して絵本をつくる活動を通して、身の回りのものを大切に使おうとする態度を養うことを目標としている授業です。作品づくりのために再利用できる物を集める活動を取り入れ、児童に対し、ものを安易に捨てず最後まで使う意識を高めていくよう促しています。

公開授業では、絵本の中のお祭りの場面をつくる段階になり、これまで製作した象の型紙に、包装紙・広告・色画用紙の端切れで模様をつけてみました。鑑賞会で工夫したところを発表し、友達の作品のよさを認め合いました。

(2) 「『空缶鳥』から学んだことを考えよう」(3年生、学級活動)

公開授業「『空缶鳥』から学んだことを考えよう」の模様 3年生は「空缶鳥活動(空缶鳥という機械を活用した全校によるアルミ・スチールの空き缶回収活動)」を通年活動として行っています。この活動の素晴らしさに気付き、多くの協力を得るためにどのように進めたらよいかについて話し合い、実践していこうとする態度を育てることを目標としています。

月ごとの活動の成果をグラフを見ながら確認し、どのような問題があるのか・解決策は何かを話し合いました。グループごとに活動の仕方を反省する機会をもつことで、よりよい活動を目指していこうとする意識を高めていきました。

(3) 「金銭や物の使い方を考えよう」(5年生、家庭科)

公開授業「金銭や物の使い方を考えよう」の模様身の回りの物や金銭の使い方を見直し、日常生活で実践しようとする態度を育てること、目的に合った物の選び方や金銭の使い方がわかって工夫することを目標とした授業です。

児童にこづかい帳を見て気付いた点を挙げさせ、実際の買い物体験で良かった点や困った点を発表させました。また、買い物の模擬体験を行い、お金の使い方を振り返りながらよりよい使い方を考えさせ、計画的に金銭を使うよう促しました。

2.研究発表

同校は、平成20年度から金銭教育研究校となり、保護者や地域の方々とともに、「お金やものを大切にする子どもの育成」をテーマに研究実践に取り組んできました。学校と家庭が連携して行ってきた実践の数々は、児童たちのこれからの生き方にかかわる多くの重要な内容を含み、家庭の暮らし方の改善にもつながってきています。

同学校区では地域の商店は数えるほどで、児童たちの日々の生活とお金とのかかわりは非常に少なく、買い物といえば保護者と行く近隣の大・中規模小売店舗でほとんど済まされています。このような生活環境の中、金銭教育に取り組み始めたことによって、本来在るべき“お金やものにかかわる学び”を深めることができました。また、金融教育がねらう児童たちの「生きる力」の育成とともに、大人の金融・経済・消費に関する考え方や職業観にかかわる“学び直し”にもつながっています。

3.講演会

引き続き、阿部信太郎氏に「お金やものの使い方の工夫に関心を持たせる金銭教育」と題する講演をしていただきました。

講演「お金やものの使い方の工夫に関心を持たせる金銭教育」の模様 金銭教育・金融教育について、金融と消費生活に関するクイズや消費行動チェックリストなどの具体的な教材や学習方法を紹介いただき、その場で実際に参加者がトライしてみました。また、金銭教育と金融教育の内容を詳しく解説いただくとともに、自己決定・自己責任の時代における消費者教育の意義について説明していただきました。消費者教育は、消費生活に関する身近で具体的な内容であるため難しいものではなく、その目的は自立した消費者の育成であること、お金の使い方については、その人の生き方や価値観があらわれることから、子どもたちには多面的・多角的なものの見方や考え方を育成することが必要であると強調されました。

とかく分かりづらいと思われている金融は、「身近で具体的な消費者・消費生活・消費者教育の視点から進めていくと分かりやすい」という貴重なアドバイスをいただきました。

参加者から「様々な方向から金銭教育の大切さ必要性を話していただき、おもしろかった」「金銭教育について知らないことがたくさんあることに気付いた」「普段なかなか気付かないお金にかかわる考え方を改めて考え直した」といった感想が寄せられました。

3.プログラム

13:15~14:00
公開授業
(1)「だんボールで絵本をつくろう」(1年生、図画工作科)
(2)「『空缶鳥』から学んだことを考えよう」(3年生、学級活動)
(3)「金銭や物の使い方を考えよう」(5年生、家庭科)
栗原市立畑岡小学校教諭 佐藤なおみ、安達祥子、氏家伸
14:20~14:30
開会あいさつ
宮城県金融広報委員会幹事 中山智之
栗原市立畑岡小学校校長 石川孝泰
14:30~14:55
研究発表「お金やものを大切にする子どもの育成
~授業と体験的活動との関連を生かした指導の工夫を通して~」
発表者:栗原市立畑岡小学校教諭 安達祥子
14:55~15:55
講演「お金やものの使い方の工夫に関心を持たせる金銭教育」
講師:阿部信太郎氏
15:55~16:00
閉会あいさつ 栗原市教育委員会教育長 亀井芳光

著名人・有識者が語る

  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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