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金融教育公開授業

平成22年度金融教育公開授業(全国リレー講座)

高知県金融広報委員会
高知県立伊野商業高等学校
金融広報中央委員会

高知/吾川郡の実施報告

「金融教育公開授業 in いの(伊野商業高等学校)」(2月16日開催)

高知県立伊野商業高等学校は、「産業人としての高い理想と優れた知識・技能を持ち、社会に貢献する有能な人物を育成する」との教育方針の下、平成22年度より金融教育研究校として委嘱を受け、金融教育に取り組んでいます。

当日は、午前中に公開授業等を実施し、午後には生徒・保護者と一般向けの講演会を実施しました。

▼ 参加者内訳:

生徒350名、開催校教員23名、開催校保護者5名、教育委員会1名、他校教員3名、地域の方々3名、合計385名

1.公開授業

国際観光科2年生を対象とした公開授業「観光がもたらす高知県への経済効果~龍馬伝、その前、その後~」を行いました。

授業は、経済活動の仕組みを整理することから始まりました。話の題材としてハンバーガーを取り上げ、原材料の一つ一つは様々な国や地域で作られ、それらがハンバーガーという完成品の形で消費者の手に行き渡るまでの過程を整理しつつ、こうした物・サービスの流れは同時にお金の流れ(資金決済)も生じるという点を整理しました。

その上で、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映効果により、観光客が増えた昨年1年間の高知県観光について、グループ討議を中心に授業を進めました。具体的には、1)龍馬伝の放映効果により、どのような業種・分野でプラスの経済効果があったのか、2)その経済効果の規模はどの程度であったか、という点についてグループ毎に考え、結果を発表しました。

最後に、龍馬伝に続く高知観光のPR策について、グループ討議を経て発表しました。日頃、観光業務を通して日本の経済や文化等について学習している国際観光科の生徒だけあって、高知県の美味しい食べ物をより積極的にPRする、魅力ある新たな特産品や土産物を作る、高知県人ならではのホスピタリティーを一人一人が大切にするなど、具体的で現実的な意見が多く出ました。

公開授業「観光がもたらす高知県への経済効果~龍馬伝、その前、その後~」の模様

2.実践発表

金融教育研究校としての委嘱を受けて取組んだ過去1年間の活動状況について、実践発表を行いました。

金融教育を実施するに当たり、同校では、「机上の知識ではなく、実際に自分で体験することで、より深く理解を促進し、将来の自分の『生きる力』になるための教育方法をメインに取組む」との基本方針の下、より多くの機会を設けて体験的学習を行ってきたとの説明がありました。また、同校では、高校卒業と同時に就職する生徒も少なくないため、体験的学習に軸足を置いた金融教育活動への取組みを通じて、企業が採用時に重視する「積極性」や「コミュニケーション能力」等の習得を図ることも大きな目的としています。

その上で、具体的な金融教育活動として、地元イベント「手づくり市」への参加、エコ応援隊活動、全国商い甲子園への参加(準グランプリ受賞)、地域を巻き込んだ学習会「サマーセミナー」の開催、ハワイ研修など、個別の活動が紹介されました。また、ハワイ研修で仕入れてきた雑貨などの商品を地域イベントで販売するなど、個々の活動を組み合わせることで実施効果を高めるといった、活動を実施するに当たっての工夫についても話がありました。

最後に、残された委嘱期間中も、生徒に多くの知識を習得させるのではなく、現実の社会を生き抜いていく上で必要な社会力や人間力を養うことを目指し、体験的学習を中心に据えた金融教育活動を実施していきたいと結びました。

3.講演会

18歳で東京ディズニーランドに入社して以降、様々なアトラクションを担当し、夢を追いかけ本場アメリカのディズニーランドでも勤務経験のある加賀屋克美氏をお招きし、「日米のディズニーで学んだ感動のサービス」と題する講演を行いました。

加賀屋氏は、東京ディズニーランドで働いていたとき、ジャングルクルーズの陽気なスキッパー(船長)を担当し、多い日には1日50回以上案内したそうですが、その仕事を行う上で最も大切なことは、明るく元気に笑顔を絶やさず軽快な話を提供することであり、「慣れ」と「飽き」に注意を払う必要があることを強調されました。

また、夢を持つことの大切さ、自分が抱いた夢にこだわることの大切さについても話をされました。東京ディズニーランドにスプラッシュマウンテンが導入されることになった際、その仕事に就きたいという気持ちを周囲に公言したそうです。その上で、スプラッシュマウンテン建設の様子を継続的にビデオで撮影したり、アメリカのディズニーランドでも仕事を経験したりしました。こうした行動や強い思いが周囲に伝わり、スプラッシュマウンテンのスタッフになることができたと振り返られました。

最後に、強い思いがあれば、その思いは必ず叶うということと同時に、相手を思いやる気持ちの重要性について強く主張されました。現実に起きる出来事は一つの結果であるが、結果には必ず原因があり、その原因は心の中にあるという野口嘉則氏の「鏡の法則」に触れて、相手を思いやり、素直に「ありがとう」と言える人間になって欲しいと締め括られました。

講演会に参加した生徒からは、「夢に向かって努力すれば叶えられるということに勇気が持てた」とか、「働くうえで大切な心構えについて学んだ。私も笑顔を忘れず、いつか接客の仕事に就きたい」といった感想が寄せられました。

講演会「日米のディズニーで学んだ感動のサービス」の模様

3.プログラム

10:50~11:40
公開授業「観光がもたらす高知県への経済効果~龍馬伝、その前、その後~」(2年生・国際観光)
12:00~12:20
実践発表「体験的学習をメインにした金融教育の取組み」
発表者:伊野商業高等学校教諭
13:25~13:40
開会挨拶
伊野商業高等学校校長
高知県金融広報委員会会長
高知県教育委員会高等学校課指導主事
13:40~14:40
講演「日米のディズニーで学んだ感動のサービス」
講師:加賀屋克美氏
14:40~14:45
閉会挨拶 伊野商業高等学校校長

著名人・有識者が語る

  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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