金融教育公開授業
2015年度 金融教育公開授業
京都府金融広報委員会
京都市立東山泉小中学校
金融広報中央委員会
京都の実施報告
「金融教育公開授業 in 京都(東山泉小中学校)」(1月20日開催)
東山泉小中学校は、平成26年4月に3小学校と1中学校が統合し、新たな5・4制の小中一貫教育校として開校しました。「意欲をもって学び自らの将来を拓く小中一貫の児童・生徒の育成 ~向学・才知・立志~」を教育目標に掲げ、開校と同時に金融教育研究校として研究活動を進めています。
1月20日(水)に金融教育公開授業を開催し、8年生(中学2年生)による公開授業「生き方探究・チャレンジ体験 報告会」と、加賀屋克美氏による講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業
近隣企業等(39事業所)の協力を得て昨年11月に実施した職場体験「生き方探究・チャレンジ体験」について、8年生67名の一人ひとりが、ポスターセッションという手法により、下級生である7年生・6年生に向けて報告を行いました。
具体的には、(1)実際の接客体験や事業主からお話をうかがった経験を踏まえて、「働く」とはどういうことなのか、「生きがい」とは何なのかといった視点で自分たちなりに振り返ったうえで、(2)お金を稼ぐためだけに働くのではないとしたら、どんなことが働くことの力になるのか、仕事をするうえで大切なことは何なのか、コミュニケーションの上で大切なことは何なのかについて、8年生(中学2年生)なりの考えをまとめ、伝えるという取り組みでした。
2.講演会
公開授業の後、加賀屋克美氏(有限会社加賀屋感動ストアーマネージメント代表取締役)による「日米のディズニーで教わった感動のサービス」と題する講演が行われました。
加賀屋氏は、ご自身がディズニーランドで働いた経験をパフォーマンスも交えて披露しながら、「夢を諦めずにチャレンジすること」や「人を思いやる(相手の立場に立って考える)こと」の大切さ、「人の役に立つこと」の喜びなどをわかりやすく伝えてくださいました。
生徒達は熱心に聞き入っていました。先生方からは、「単なるディズニーでの体験話というものではなく、生きていくうえでどんなことを大切にしたいか、働くうえでの生きがいとはどんなものかというメッセージを生徒達は受け取ったように思う」といった感想が寄せられました。
3.プログラム
- 13:25~14:15
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公開授業
「生き方探究・チャレンジ体験 報告会」
(8年生〈中学2年生〉 総合的な学習の時間) - 14:25~14:30
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開会挨拶
京都市立東山泉小中学校校長 村岡徹 - 14:30~15:20
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講演「日米のディズニーで教わった感動のサービス」
講師:加賀屋克美氏 - 15:20~15:25
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閉会挨拶
京都府金融広報委員会会長 大川昌男