金融教育公開授業
平成19年度金融教育公開授業(全国リレー講座)
金融広報中央委員会
鳥取県金融広報委員会
八頭町立大江小学校
鳥取の実施報告
「金融教育公開授業 in 鳥取(八頭町立大江小学校)」(10月8日開催)
八頭町は鳥取県の南東部に位置し、西が鳥取市に接しています。八頭町立大江小学校は緩やかな勾配が続く道のりを山に向かって上る途中にある小学校です。森下広一氏(1992年のバルセロナオリンピック男子マラソン銀メダリスト)の出身校でもあり、昨年度から八頭町では森下広一杯マラソン大会を体育の日に開催しており、公開授業の開催日は第2回のマラソン大会が実施されました。
児童は、午前中に沿道でマラソン大会参加者への応援をし、午後には学校全体の授業公開に取り組み、保護者向けには人権教育に関する講演会も開催されました。金融教育公開授業は同校の2年生において実施され、学校関係者、保護者および地域の方々にご参加をいただきました。また、地元新聞社も取材に訪れました。
▼ 参加者内訳:
児童(2年生)6名、開催校保護者31名、社会教育主事1名、他校教員2名、金融教育関係者13名、人権教育関係者12名、プレス1名、合計66名
1.公開授業
公開授業は、2年生の教室において「ありがとうを伝えよう」と題して行われました。
児童6名が順番にそれぞれの保護者の仕事について、あらかじめ見学やインタビューをして調べた仕事の様子(仕事の内容、たいへんなとき、よかったなあと思うときなど)を発表しました。それぞれが調べたことをわかりやすく絵や図解を駆使して、紙芝居や壁新聞、ポップなどを用いて解説しました。
一人一人の発表後にはその仕事について「すごい」と思うところをお互いに出し合い、仕事のたいへんさについても理解し合いました。社会には多くのいろいろな仕事があり、みんなの暮らしを支えていること、仕事をして得るお金があるから、着る・住む・食べるという毎日の生活が成り立つこと、どの仕事も大切であることに気づいていきました。
最後に、保護者に対して感謝の手紙を書いて、「働いてくれるから、ノートや鉛筆を買うことができます」、「買ってもらったものは大事に使いたい」、「私には肩をたたいたり、お茶を入れたりしかできないけれど、いつもありがとう」という気持ちを伝えました。
2.プログラム
- 13:30~14:15
- 公開授業「ありがとうを伝えよう」(2年生)
指導者:前田教諭 - 14:30~14:40
- 児童発表 群読・合唱
(公開授業の模様)
(公開授業の模様)