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住宅購入資金 ~ローンの選び方、そのポイントとは?

I.マイホーム購入計画

2.購入予算の考え方

(1)借入可能額の考え方

住宅購入で最も重要なのが予算。無理をして購入してしまうと、住宅ローンの支払いが困難になったり、老後の生活資金が不足したりなど、今後の長い人生に影響を与えかねません。購入する物件予算を考えるにあたっては、まずは、借入額をどのくらいにするかがポイントになります。無理なく返済できる借入額は、今後のライフプランをもとにしたキャッシュフロー表を作成してみると、より正確な予算を試算することができますが、ここでは簡単に、概算で算出する方法をご紹介します。

a.毎月返済できる金額は?

住宅購入をした場合に、毎月いくらなら返済できるかを考えます。下図の式に実際の数字を入れて計算してみましょう。

毎月の返済可能額=(1-2-3-4)÷12ヶ月 図

  1. 手取り年収
  2. 住居費以外の生活費などの年間支出
  3. 住宅を購入した場合の年間維持費(管理費、修繕積立金、固定資産税など)
    I.4.住宅購入後の維持費参照
  4. 教育費、老後生活資金等、将来に向けた年間貯蓄額

b.何年間支払うことができる?

算出した毎月返済額は、いつまで支払うことができるでしょうか?通常は、会社員であれば、定年退職の年齢までの年数が無難です。自営業であればリタイアする年齢までの年数と考えると良いでしょう。ただし、今後、繰上返済も比較的多くできる余裕がある場合には、5年程度であれば長めに考えても良いでしょう。

c.無理なく返せる借入額を試算する

「毎月の返済可能額」と「何年間支払うことができるか」がわかったら、借入額の目安表で、無理なく返せる借入額を調べてみましょう。金利は、返済できる期間を全期間固定した場合の金利で見ると安心です。現在でしたら、3%程度で見ておきましょう。

借入額の目安表(単位:万円)
毎月返済額
(万円)
金利 返済年数
15 20 25 30 35
5 2.50% 740 940 1,110 1,260 1,390
3.00% 720 900 1,050 1,180 1,290
3.50% 690 860 990 1,110 1,200
6 2.50% 890 1,130 1,330 1,510 1,670
3.00% 860 1,080 1,260 1,420 1,550
3.50% 830 1,030 1,190 1,330 1,450
7 2.50% 1,040 1,320 1,560 1,770 1,950
3.00% 1,010 1,260 1,470 1,660 1,810
3.50% 970 1,200 1,390 1,550 1,690
8 2.50% 1,190 1,500 1,780 2,020 2,230
3.00% 1,150 1,440 1,680 1,890 2,070
3.50% 1,110 1,370 1,590 1,780 1,930
9 2.50% 1,340 1,690 2,000 2,270 2,510
3.00% 1,300 1,620 1,890 2,130 2,330
3.50% 1,250 1,550 1,790 2,000 2,170
10 2.50% 1,490 1,880 2,220 2,530 2,790
3.00% 1,440 1,800 2,100 2,370 2,590
3.50% 1,390 1,720 1,990 2,220 2,410
11 2.50% 1,640 2,070 2,450 2,780 3,070
3.00% 1,590 1,980 2,310 2,600 2,850
3.50% 1,530 1,890 2,190 2,440 2,660
12 2.50% 1,790 2,260 2,670 3,030 3,350
3.00% 1,730 2,160 2,530 2,840 3,110
3.50% 1,670 2,060 2,390 2,670 2,900
13 2.50% 1,940 2,450 2,890 3,290 3,630
3.00% 1,880 2,340 2,740 3,080 3,370
3.50% 1,810 2,240 2,590 2,890 3,140
14 2.50% 2,090 2,640 3,120 3,540 3,910
3.00% 2,020 2,520 2,950 3,320 3,630
3.50% 1,950 2,410 2,790 3,110 3,380
15 2.50% 2,240 2,830 3,340 3,790 4,190
3.00% 2,170 2,700 3,160 3,550 3,890
3.50% 2,090 2,580 2,990 3,340 3,620

算出例

・ 毎月の返済可能額=(500-280-40-60)÷12=10万円

  1. 手取り年収 500万円
  2. 生活費などの住宅費以外の年間支出 280万円
  3. 住宅を購入した場合の年間維持費 40万円
  4. 教育費等、将来に向けた年間の貯蓄額 60万円

・ 定年退職までの年数 25年
・ 金利  3%

借入目安額は2100万円

(2)住宅購入にかかる諸費用

住宅購入の予算を考えるのに忘れてはならないのが諸費用です。主な費用としては、登記費用(所有権移転登記や所有権保存登記、抵当権設定登記など)、契約書に貼付する印紙税、住宅ローン借入れのための保証料や事務手数料、火災保険料などがあります。中古住宅の場合には、仲介手数料もかかります。

住宅の評価額や住宅ローンの借入額や年数により、諸費用の金額はかわってきますが、目安として、新築で購入価額の3~5%、中古では5~8%を見込んでおきましょう。一部の金融機関では、これらの諸費用を住宅ローンで借入れすることも可能ですが、借入額が増えてしまうこともあり、原則自己資金で準備するよう心がけましょう。

(3)購入予算の考え方

購入予算は、借入可能額に自己資金をプラスしたものになります。自己資金には、自分で貯蓄して準備したものの他に、両親などから援助を受けられる場合の金額も含めます。さらに、自己資金から諸費用分を差し引いたものが、実際の購入物件の予算と考えることができます。

<例>新築マンションの場合

・ 借入可能額 2,100万円
・ 自己資金 1,000万円(自分の貯蓄500万円+親からの援助500万円)
⇒2,100万円+1,000万円=3,100万円
・ 諸費用(5%で試算)※ 3,100万円×5%=155万円

購入物件予算=3,100万円-155万円=2,945万円

※実際の計算は物件価額の5%ですが、ここでは目安額を出すために簡易化した計算方法にしています。

著名人・有識者が語る

  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
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  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
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