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金融教育プログラム-社会の中で生きる力を育む授業とは-

(全面改訂版)

3.金融教育を支援する関係機関等の活動

(1)学校における金融教育推進のための支援活動

<1>教員を支援するための取り組み

ア.体系的な教材ならびに指導書の制作・配付

教員の負担を減らし、その効果的な実践を支えるには、体系的な教材や指導書が提供されることが望ましい。また、オリジナリティの高い教育手法を開発し、教材を自作する教員があれば、そうした創造的な取り組みの成果を取り入れた教材を作成し、全国の教員が自由に活用できるようにすることが望ましい。

学校教育のニーズに合った教材の作成は、金融教育に取り組む様々な主体が目指しているものである。(公財)消費者教育支援センターが「悪質商法対策ゲーム」や「消費者アクションゲーム」をはじめとする教材を作成しているのがその一例である。証券知識普及プロジェクトが『株式会社をつくろう!~ミスターXからの挑戦状~』、全国銀行協会が『大好きなアーティストから考える あなたと銀行のかかわり』、(公財)生命保険文化センターが『生き生きTOMORROW-わたしたちの生活設計』と題する教材を作成しているほか、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会などのNPOも学校教育向けの教材を作成しており、また、金融広報中央委員会でも『これであなたもひとり立ち-自立のためのWORKBOOK-』などの教材や指導書を作成している。

金融教育に関連する様々な教育分野においても体系の整備や教材の開発が行われている。経済教育に関しては、内閣府の委託による(一財)日本経済教育センターの「牛丼屋経営シミュレーション」が作成されており、消費者教育の分野では、上に述べた(公財)消費者教育支援センターのほか、全国の消費生活センターでも親しみやすい教材が多数作成されている。

このように、金融教育に関連する教材・指導書については、近年様々な取り組みが行われているが、『金融教育プログラム』に基づく体系的な教材・指導書の作成については今後の重要課題である。

イ.実践事例の収集・公表

1)実践事例集の作成・配付

体系に即した教材・指導書と並んで、教員が求めているのが実践事例である。教材の使用方法や関連資料を詳しく紹介した指導書に加えて、詳細な授業展開を発問やワークシートを含めて紹介する実践事例は、時間的な制約に直面する教師の負担軽減に繋がる。

(公財)消費者教育支援センターでは消費者教育教材資料表彰を行い、優秀作品を公表している。また、金融広報中央委員会では『金融教育ガイドブック-学校における実践事例集-』を発行し、全国の幼稚園、小・中学校、高等学校に送付したが、これは、金融教育の進め方を知る手がかりとして全国の教員に活用されており、平成21年には続編として『はじめての金融教育-ワークシート付き入門ガイドと実践事例集-』を発行している。

2)小論文コンクール等の実施

金融広報中央委員会では平成16年度より、教育関係者を対象とする小論文コンクールを実施している。金融教育について実践を踏まえた意欲的な小論文が寄せられ、その中で紹介されている実践にも魅力に富むものが多い。

ウ.教員研修の実施とその充実

1)教育センターや教育委員会による教員研修

自治体の設立する教育センターにおける公的な教員研修において金融教育をプログラムに組み込むケースがみられている。教育センター主催の教員研修は、一定の資格(経験年数等)を持つ教員が受講するものであり、こうした研修に金融教育が組み込まれることは重要な意味をもつと思われる。

2)民間の教員対象セミナー

日本証券業協会では例年証券市場や金融経済の仕組みに関するセミナーを実施しているほか、(公財)生命保険文化センターでもライフプランニングを主なテーマとするセミナーを開催している。消費生活センターにおける教員セミナーも各地で行われており、近年、国民生活センターのセミナーも開催されている。

この間、金融広報中央委員会でも平成14年度より公募による教員のためのセミナーを開催しており、都道府県金融広報委員会でも「教員のための金融教育セミナー」を開催している。

こうした取り組みは、金融教育の重要性が幅広い主体により認識されるに従って広がりをみせつつある。

3)公開授業やシンポジウム

学校では折に触れて公開授業を開き、教育委員会や他校の教員、保護者等との意見情報交換を行うとともに、幅広い学校関係者の教育内容に対する理解を深める取り組みを行っている。金融広報中央委員会では、平成17年度より「金融教育公開授業」を行い、金融教育への認知度を高めるよう努めている。

上記をはじめとする教員研修の機会については、今後、本プログラムに配慮した内容で開催されるよう、可能な限り調整を進めることが望ましい。

3.金融教育を支援する関係機関等の活動の目次

著名人・有識者が語る

  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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