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第45回 全国婦人のつどい

「暮らしと金融・経済に関する消費者セミナー」

全体会講義(要旨)「不良債権と私たちの暮らし」

バブル経済と不良債権

不良債権の発生の原因は何でしょうか。まずバブルの発生と崩壊について話しましょう。

土地ですとか株、その資産価格が経済の実力に比べて著しく乖離して上昇する、それがバブルの定義です。

どうしてバブルが発生したのか。まず、その当時の日本の景気を反映し、その景気の先行きに対する期待や自信が非常に強くなっていったことです。

当時日本の金融当局は金融の自由化を実施しました。これに伴い、アメリカやヨーロッパの金融機関が日本に進出し、新宿、高輪、六本木あたりのビルを買い始めて、地価が上がり始めたのです。

ちょうどその頃、日本銀行が金融を緩和して公定歩合を下げ始めました。というのは、1985年9月、アメリカのドルに対して円やドイツマルクを以前よりも高くするというプラザ合意があり、それが国内の経済全般に悪影響を及ぼしかねないので、日本銀行が国内の金融を緩和したのです。

そして金融自由化によって、大手の企業は銀行を経由せず、投資家から直接お金を集める手段が取りやすくなりました。大手の銀行は貸出先確保のため、建設や不動産、住宅といった中小企業に目を向け始めました。都心から地価が上がっていましたので、それらの産業は有望産業だったのです。

しかもその土地を不動産担保として取っておけば、仮に貸出を行った企業が倒産しても、土地を処分すれば銀行は損をしない、という狙いもありました。

銀行がお金を貸出し、企業は銀行から借りたお金で土地を、あるいは株式を買いまくり、土地や株式などといった資産の価格がバブル(=泡)が膨らむように急激に上昇したのです。

ところがバブルというのは泡ですから、ある日突然破裂します。1990年の大発会から株式が暴落を始めたのです。土地の値段はその翌年くらいから下がり始めました。バブルが崩壊したことによって、不良債権が発生したのです。

しかし、より大きな要因は、日本の経済とか産業が非常に大きな構造変化の波を引き続き受けていることです。不良債権の問題はまだまだ続くということを強調しておきたいと思います。

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