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金融教育公開授業

平成20年度金融教育公開授業(全国リレー講座)

千葉県金融広報委員会
習志野市立第三中学校
金融広報中央委員会

千葉の実施報告

「金融教育公開授業 in 習志野(第三中学校)」(11月18日開催)

習志野市は、都心に近く交通に便利な場所柄ベッドタウンであり、バラ園など自然も多く、水路で東京湾に繋がった谷津干潟には、絶滅危惧種などたくさんの生き物たちが生息し、旅鳥の渡りの中継地でもあります。

このような、自然に囲まれた好環境の、習志野市立第三中学校は、1学年4クラス、全12クラス生徒数約400人で、市内の中学校の中では比較的小規模ではありますが、文化系、運動系共に部活動が盛んな学校です。同校は、千葉県金融広報委員会より金銭教育研究校(20~21年度)の委嘱を受け、消費者教育のひとつとして金融教育を位置付け、外部講師による授業を行うなど、積極的に金融教育に取り組んでいます。

当日は、体育館で、2年生による職業訓練のポスターセッションと全校生徒による公開授業を開催しました。保護者、教員、行政関係者など、多くの方々にご参加頂きました。また、地元新聞社も取材に訪れました。

▼ 参加者内訳:

生徒406名、開催校教員14名、開催校保護者16名、教育委員会3名、他校教員5名、行政関係他15名、合計459名

1.生徒発表

公開授業当日は、検察官、看護師、教師等様々な職業訓練を体験した2年生が、職種グループごとにポスターにまとめ、発表しました。職業体験での感想や、学んだ成果を実体験を再現しながら、ディスカッション形式でのポスターセッションを行いました。参観者から接客業で大切なことや苦労したことを質問されると、挨拶すること、相手に聞こえるように返事をすること、友人間での言葉とは異なる正しい言葉遣いをすること、身だしなみを整えることなどと回答していました。

(生徒発表の模様)
ポスターセッション「職場体験を終えて」の模様

2.公開授業

生徒発表の後、全校生徒が参加し、いちのせかつみ氏による公開授業「世界一おもろい経済学!」を開催しました。まず、経済のまち、いちのせ氏の出身である大阪特有の挨拶のしかたを伝授され、体育館は笑いの渦に巻き込まれました。生徒に欲しいモノを問いかけ、生まれながらにお金持ちだったら?血液型で金銭感覚に違いはあるのか?について、思考を促しました。いちのせ氏は世界中で成功した人達の血液型は様々なので関係がなく、成功者は頑張った結果であると話され、逆に、占いなどに振り回されて散財してしまう人もいるので、気をつけなければいけないと注意されました。

次に、国、会社、家庭の三ヶ所を回っているのが経済であり、会社から給料をもらい、モノを買ったり、税金を払ったりしてお金は身の回りをぐるぐる回っていることについて、具体例を挙げながら説明されました。

例えば、テレビコマーシャルに有名女優を起用して広報したり、人間の心理や習性を元に考えた商品の陳列の工夫などの企業努力が、購買意欲を沸き立たせており、それが経済行為のきっかけとなっていることを話されました。生徒自身もコンビニなどで商品を買っているので、自分が経済に参加していることを身近に感じている様子でした。

また、経済行為は、実際のお金・現金のやり取りだけではなく、見えないやり取りもあることを、携帯電話を例に挙げて説明されました。公衆電話は使用する際に10円玉を入れて通話料を買っているが、携帯電話は、使った分を請求される後払い方式なので、実際は借りていることになると解説され、このようなお金が見えない行為も経済の活動であることを学びました。そして、見えないお金は手元から減っていかない分、実感がわかないのが盲点なので、意識して欲しいと強調されました。経済はお金を使うことではあるけど、無駄遣いをすることではないので、価値のある上手な使い方を考えて欲しいと注意を促しました。携帯電話を例に、賢い買い物のコツとして、(1)値段、(2)機能、(3)デザイン、(4)メーカー、(5)お店、(6)直感、の6か条を解説し、どれかひとつだけを重要視するのではなく、6つ全てを比較検討して選ぶことが重要だと教授されました。

最後に、携帯メールなどの金融犯罪にも十分気をつけて欲しいと力説し、対処法のアドバイスをしていただいた後、本当に必要なモノをしっかり見極めて、賢い消費者として経済活動に参加して欲しいと、締めくくりました。

欲しいモノは?という質問の投げかけから始まった授業は、始終笑いが絶えず、限りあるお金をどう活かし、どう使うかを考えさせられ、経済の成り立ち、そして、自分達も実際に経済に参加しているということを実感した有意義な授業となりました。

閉会にあたり、鈴木校長は「賢いお金の使い方のできる人になって欲しいという願いが込められた授業に感動」と挨拶し、代表生徒からは「堅苦しく難しいイメージの経済学を、中学生に身近な例を紹介して、楽しく分かりやすくお話してくれた。お金は沢山あればいいモノではなく、幸せにつながる手段として有効に使ったり計画的に管理していくことが大事だと理解できた」という感想が発表されました。

(公開授業の模様)
公開授業「世界一おもろい経済学!」の模様

3.プログラム

13:30~13:50
生徒発表 ポスターセッション「職場体験を終えて」(2年生)
14:05~14:10
開会挨拶 千葉県金融広報委員会幹事長(千葉県環境生活部県民生活課長) 櫛引宣子
14:10~15:30
公開授業「世界一おもろい経済学!」
講師:いちのせかつみ氏
15:30~15:35
閉会挨拶 習志野市立第三中学校 校長 鈴木悦男
生徒謝辞

著名人・有識者が語る

  • プロサッカー選手 中村憲剛さん
  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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