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金融教育公開授業

平成20年度金融教育公開授業(全国リレー講座)

宮城県金融広報委員会
栗原市立高清水幼稚園
金融広報中央委員会

宮城/栗原市の実施報告

「金融教育公開授業 in 宮城(高清水幼稚園)」(11月7日開催)

栗原市立高清水幼稚園は、宮城県金融広報委員会から金銭教育研究校(19-20年度)の委嘱を受け、「人や物を大切にする幼児の育成~環境構成と保育者の援助の在り方を通して~」をテーマに、家庭や地域と連携しながら熱心に金銭教育に取り組んできました。

11月7日(金)に開催しました公開保育には、同園及び併設の保育園の5歳児32人のほか、幼稚園・学校関係者、保護者および地域の皆様など、多くの方々にご参加をいただきました。また、地元新聞社も取材に訪れました。

▼ 参加者内訳:

園児32名、開催園教員14名、開催園保護者32名、教育委員会9名、他園・小中学校教員41名、地域の方々等47名、合計175名

1.公開保育

「小さな畑をよく耕して」をテーマに、ハート&アート空間“BeI”代表の関口怜子氏が5歳児を対象に手遊びうたを用いた保育を行いました。

手遊びうたは、何らかのメッセージが込められて作られたものですが、歌うだけでなく、手を動かしながら、共応させる事によって、子どもの体全体に楽しみを広げ、歌う人を元気にし、しみじみと何かを感じさせる力があります。そのため、今日まで様々な手遊びうたが受け継がれ、教育現場で活用されてきました。

園児たちは、まず手遊びうたで身体表現をし合いながら畑のイメージを膨らましました。次に使い古しの封筒などをリユースして、折ったり、野菜の絵を描いたり、色紙や布・ひもなどをコラージュすることにより、それぞれの小さな畑を表現してみます。すると、単に手遊びうたの世界にとどまっていた「小さな畑」を更にビジュアル化することができ、園児たちは表現の幅を広げることができました。

製作後はみんなで「小さな畑」をいっしょに演じたり、最後には2人ペアでお互いの作品を見せ合いながら、演じてみせていました。

ものを捨てる前に、あるいはいらなくなった身近にあるものを再利用する、また新しく何でも買うだけではなく、多様なモノの使い方を知るという視点や力を育むこと等が大切だということを伝える公開保育でした。

(公開保育の模様)
公開保育「小さな畑をよく耕して」模様

2.研究発表・意見交換

同園の園児は、両親が共働きのため、祖父母や兄弟で過ごすことが増え、必要以上に手をかけられ育てられている姿が見受けられること、欲しい物がすぐ手に入ることから、物を大切に扱おうとする気持ちが足りないように感じられる。また、自分の気持ちを上手に表現できず、相手の気持ちに気付かずに友達と喧嘩になってしまいがちであることから、同園では「『人や物を大切にする幼児の育成』~環境構成と保育者の援助の在り方を通して~」という研究主題を設定し、取り組んだ実践事例等が紹介されました。

1年目は「物を大切にすること」に重点をおいて保護者協力のもとで活動した結果、園児たちには変化が見られました。例えば、「もったいないの箱」と「さよならの箱」を用意したことで、片付けの際はまだ使える物と、もう使えない物に分類するようになったり、壊れてしまった遊具を保育者が修理することで、「直せばまた使える」ということに気付き、物を大切にするようになって以前より物を壊さなくなりました。2年目は「心を大切に育てること」に重点をおいて、異年齢児交流を通しながら思いやりの気持ちが持てるよう、いろいろな活動を取り入れてきました。また、家庭にある牛乳パック・新聞紙・包装紙・空き箱などの素材を利用して遊び道具を作ることで家庭でも「再利用」への関心が高まり、子どもの探し物にも付き合って探すように心がけるようになったなど、保護者の意識にも変化があったことを報告しました。

今後の課題としては、異年齢児の交流、地域の人たちとの交流など、様々な体験を通して、さらに人や物を大切にする心が育つような環境構成と援助の工夫をしていくことが挙げられました。

3.講演会

プログラムの最後に、「変わりゆく時代の暮らしと金融」と題して青森大学教授でエッセイストである見城美枝子氏による講演がありました。

見城氏は、金融環境が大きく変化し、お金をめぐるトラブルが増加している社会情勢の中で、子どもたちには幼い頃からの「金銭教育」がとても重要になってきていることを強調しました。その背景として、最近は、電子マネーが子どもにまで浸透してきてキャッシュの感覚がなく、お金の重さがなかなか子どもにはわかりにくいということを挙げられました。社会人になってから失敗しないために、子ども時代からの発達段階にあわせた「金銭教育」はとても大切であり、幼稚園や、親、地域社会が連携し、情報の共有化を図りながら金銭教育の必要性を呼び掛けていくことが必要ではないかと述べられました。

(講演会の模様)
講演「変わりゆく時代の暮らしと金融」の模様

4.プログラム

10:00~10:45
公開保育「小さな畑をよく耕して」
講師:ハート&アート空間“BeI”代表 関口怜子氏
11:15~11:30
開会挨拶 宮城県金融広報委員会幹事(日本銀行仙台支店営業課長) 前田慎一
宮城県北部教育事務所栗原地域事務所長 佐藤福実
栗原市立高清水幼稚園長 佐々木志津子
栗原市教育委員会教育長 佐藤光平
11:30~12:15
研究発表・意見交換「『人や物を大切にする幼児の育成』~環境構成と保育者の援助の在り方を通して~」
発表者:栗原市立高清水幼稚園教諭 佐藤友理
12:15~12:30
指導講評
宮城県北部教育事務所栗原地域事務所主幹(指導主事) 遠藤恒史
13:30~14:30
講演「変わりゆく時代の暮らしと金融」
講師:見城美枝子氏
14:30~14:35
閉会挨拶 栗原市教育委員会教育長 佐藤光平

著名人・有識者が語る

  • プロサッカー選手 中村憲剛さん
  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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