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金融教育公開授業

平成21年度金融教育公開授業(全国リレー講座)

愛知県金融広報委員会
愛知県立春日井商業高等学校
金融広報中央委員会

愛知/春日井市の実施報告

「金融教育公開授業 in 春日井(春日井商業高等学校)」(11月20日開催)

愛知県立春日井商業高等学校「春商」は、昭和44年に春日井市で2番目に設置された県立高校で、春日井市内で唯一の単独商業高等学校です。

昨年、開校40周年を迎えました。その間、11,000余人の卒業生を送り出し、地元を中心に産業界の発展に貢献してきました。昭和46年に、全国で7番目に「情報処理科」を設置し、コンピュータ機器もいち早く導入し、時代に対応した実践力の育成に力を入れてきました。現在では、全国商業高等学校協会主催「情報処理検定」の愛知県本部校として、検定のとりまとめを行っています。

また、同校は部活動も盛んで、陸上部や簿記部は全国大会や東海大会出場の実績を誇っています。学校祭や球技大会などの学校行事では、クラスごとにまとまって大変な盛り上がりを見せています。さらに、検定を中心とした学習や緑豊かな環境のもとで、生徒はそれぞれの目標に向かってがんばっています。

▼ 参加者内訳:

生徒680名、開催校教職員49名、開催校保護者16名、教育委員会1名、他校教員10名、地域の方々6名、合計762名

1.公開授業

(1) 「5伝票制による記帳」(1年生 簿記)

簿記の授業を通して、お金の出入りを確認する手続きを学習しました。5伝票制の意味としくみを理解し、実際に伝票に起票してみました。

(2) 「マクドナルドのビッグマックセットの値段はどこでも同じか」(1年生 ビジネス基礎)

価格差別の戦略を通して、価格の設定及び意義について学習しました。地域による値段の差やクーポンの活用について意見を出し合いました。

(3) 「多重債務」(3年生 経済活動と法)

多重債務におちいるきっかけや現状を知り、消費者問題に対する認識を深めました。自己破産件数や自殺者数の変化や自己破産の手続きを知ることで市民生活に活用できる法律の知識を学びました。

(4) 「ビジネスプランを発表―起業家になろう」(3年生 課題研究)

将来の起業に向けて、各自が作成したビジネスプランを発表し、見直しを図りました。発表されたプランについて、金融機関の立場から融資の可能性について判断基準を示してコメントしました。

(5) 「所得税控除」(3年生 課題研究<ファイナンシャルプランナー>)

各控除金額の計算ができるように税金の学習をしました。実際に給与所得控除額を計算して、理解度を確認しました。

(6) 「今回の出店計画は成功したのか」(3年生 課題研究<HAL-SHOP>)

地元商店街での店舗経営について各自が反省点を発表し、地域に与える影響を考えました。鳥居松商店街に出店したHAL-SHOPは宣伝不足といった失敗がみられたため、新たな活動と販売計画を検討しました。

(7) 「頭金と返済額の関係はどうなりますか」(2年生 ビジネス情報)

自動車の購入計画をテーマに、頭金の積み立てをどう計画したらよいかを学習しました。表計算ソフトを活用して、積立や借金の返済を計算する関数を知り、複利現価・複利終価を理解しました。

(8) 「単利・複利の仕組みを理解しよう」(1年生 情報処理)

表計算ソフトを利用して、シミュレーションを行う知識や技術を学習しました。とくに複利の場合の利息の計算方法を、実際に計算してみて理解しました。

公開授業「ビジネスプランを発表―起業家になろう」の模様

2.研究発表 「生きる意欲と活力を持ち、自立した消費者であるために」

公開授業の後、同校教職員、保護者、学校関係者、地域の方々の参加を得て金融教育研究発表を行いました。

金融教育を実践することを通して、生徒は、労働の役割について「当てにし、当てにされる」関係が大切であり、労働を通じて自らの社会的存在意義を確認し、人は何のために学ぶのか、働くのかを考えることができるようになったように思われると発表されました。また、電子マネーやクレジットカードに代表される見えないお金の時代を生きるために、お金を管理する力を養い、消費者の権利と責任を認識し、トラブルにあったときに対処できるようクーリング・オフ等の必要性を理解した生徒が増えており、生徒はもちろんのこと、教師もこうした教育の大切さを大いに実感し、今後も継続して「生きるための金融教育」を実施していきたいと考えているとの報告がありました。

3.講演会

「生きていくためのお金の話」と題して、あんびるえつこ氏の講演が行われました。全校生徒及び教職員、保護者、学校関係者、地域の方々が参加しました。

自立するには、知識や批判的思考能力、意思決定能力が必要となるため、まず生徒に「金食い虫度チェック」をさせ、自分自身のお金の使い方を再認識することで、正しいお金の使い方を考えさせます。

また、あんびる氏は社会保険・年金、医療保険、クレジットカード、ローン、貯蓄について3択クイズを通じて、それぞれの詳しい内容を大変わかりやすく説明されました。

最後に、お金は無限ではないので、計画的に使い、欲望のコントロールもしなければいけないと締めくくられました。

生徒からは、「将来一人暮らしをしたいので、ローンや保険の話がとても参考になりました」、「リボ払いでの買い物は2倍以上のお金を返すこともあるが、それを勧めるコマーシャルを思い出しました」、「年金は先の話と思っていましたが、20歳になったらフリーターでも払わなくてはいけないことを知りました」などの感想が寄せられました。

講演「生きていくためのお金の話」の模様

4.プログラム

12:50~13:40
公開授業
(1)「5伝票制による記帳」(1年生 簿記)
(2)「マクドナルドのビッグマックセットの値段はどこでも同じか」(1年生 ビジネス基礎)
(3)「多重債務」(3年生 経済活動と法)
(4)「ビジネスプランを発表―起業家になろう」(3年生 課題研究)
(5)「所得税控除」(3年生 課題研究<ファイナンシャルプランナー>)
(6)「今回の出店計画は成功したのか」(3年生 課題研究<HAL-SHOP>)
(7)「頭金と返済額の関係はどうなりますか」(2年生 ビジネス情報)
(8)「単利・複利の仕組みを理解しよう」(1年生 情報処理)
13:50~14:00
開会挨拶
愛知県立春日井商業高等学校校長 橋詰文雄
愛知県金融広報委員会 常任委員 竹内龍司
14:00~14:40
研究発表 「生きる意欲と活力を持ち、自立した消費者であるために」
愛知県立春日井商業高等学校商業科統括主任 冨岡浩二
指導及び講評 愛知県教育委員会指導主事 川口宗泰
14:50~16:00
講演「生きていくためのお金の話」
講師:あんびるえつこ氏
16:00~16:05
閉会挨拶

著名人・有識者が語る

  • プロサッカー選手 中村憲剛さん
  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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