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金融教育公開授業

2011年度 金融教育公開授業(全国リレー講座)

福岡県金融広報委員会
福岡市立高宮小学校
金融広報中央委員会

福岡/福岡市の実施報告

「金融教育公開授業 in 福岡(福岡市)(高宮小学校)」(1月18日開催)

福岡市立高宮小学校は、「学ぶたのしさを味わう子どもの育成」をテーマに掲げ、5つのプロジェクトチームによる組織的な実践を推進しており、「金融教育」学習では、各学年とも学級活動や家庭科において子どもの主体的な研究活動を促し、学ぶ楽しさを味わいながら「お金」について学ぶことで「感謝の気持ち」や「お金やモノの価値」に気付く心を育んでいます。

1月18日(水)に公開授業を開催しました。当日は午後から全学年の児童を対象に「学級活動」と「家庭科」で金融教育公開授業を行い、続いてダニエル・カール氏による講演があり、教育関係者や保護者、地域の方が参加されました。

▼ 参加者内訳:

児童349名、開催校関係者30名、開催校保護者56名、教育委員会3名、他校教員4名、その他(地域住民)75名、合計517名

1.公開授業

(1)「お金にへんしん」(1年生・学級活動)

1年生の授業「お金にへんしん」の模様 自分の持ち物や学校の落し物を振り返り、お金に換算することで身の回りの「もったいない」ことを考えるとともに、買ってくれた人の思いも考え「大切に使う」心を学びました。

(2)「遠足のおやつを自分で買おう」(2年生・学級活動)

2年生の授業「遠足のおやつを自分で買おう」の模様 「200円で買い物をしよう」をテーマに、1)200円で遠足のおやつを自分で買う「お買い物体験」と、2)「買いたいものベスト3」が200円のいくらに相当するか置き換えを行って、それぞれの学習を通して限られたお金をよく考えて使うことの大切さを実感し、ものやお金を大切に使うことを学びました。

(3)「見えるお金・見えないお金」(3年生・学級活動)

3年生の授業「見えるお金・見えないお金」の模様 カードやインターネットでの買い物が日常化し、見えにくくなっているお金を「お金体験ゲーム」を通してその使い方を振り返り、お金は家族が働いて得た限りあるものであることを学び、計画的にお金を使うことの大切さとともに家族への感謝、労働の尊さも学びました。

(4)「お金があったらどうつかう」(4年生・学級活動)

4年生の授業「お金があったらどうつかう」の模様 「おこづかい帳」をつけて買った物を振り返り、「欲しい」感情だけにとらわれず本当に必要なものかを考えるとともに、お金は家族が働いて自分達の生活を支えてくれている大切なものだということを学び、家族への感謝と大切に使うことを学びました。

(5)「上手につかおう 物やお金」(5年生・家庭科)

5年生の授業「上手につかおう 物やお金」の模様 日用品を買うときに、価格だけではなく目的や適量、環境への配慮など多様な観点から選ぶことを学び、自分が買い物をする時のポイントを考え、これからの消費生活をより良くしようとする意識や実践力を育みました。

(6)「身近な消費生活」(6年生・家庭科)

6年生の授業「身近な消費生活」の模様 消費生活の中で多様化する支払方法に視点をあて、プリペイドカード等のカード類について、その良さや問題点を考え、カードも現金と同じように計画的に使う必要があることを学び、これからの消費生活を自分の生活にあわせて選択する意識や実践力を育みました。

2.講演会

公開授業後、ダニエル・カール氏による保護者向け講演会「金融教育を考える~日米の生活体験を通して~」を行いました。

ダニエル氏は、父親に6歳の頃から「お金は稼ぐもの」と育てられ、“chore(家事、手伝い)”をして自分のお金を得ることを学んだこと、もらったお金を貯めてすごく欲しかったおもちゃを買いに行ったが、おもちゃの値段に売上税が上乗せされるのを知らなかったため結局買えなかったこと、「税金」を知り、学校や橋を作るために使われることを学んだこと、10代になると親と契約を交わして給料として受け取るようになったこと、このため賃金も大幅にアップしたが、仕事に対して責任を持たなければならなくなり、1つでも忘れると契約違反で給料を1週間もらえなかったこと、などの経験を語られ、お金について親子で遠慮なく話し合うことで、ローンや利子の計算方法も含めて親から多くのことを学んだと話されました。

日本ではお金の話は薄汚いというイメージがあり、学校でも家庭でも教えず、何もわからない同級生同士で話しているので、消費者トラブルに遭う危険があると説かれ、小さな頃から学校だけでなく、家庭でもお金について思ったことや失敗したことを、具体的に話し合っていく金融教育が必要であると強調されました。

この他、日本では学校の規則の中で禁止が多いこと(アルバイト・運転免許取得・男女交際)を指摘されました。アメリカでは、アルバイト経験で単位が取得(社会勉強と認められる)できたり、16歳から学校で運転免許を取得(全員参加して運転講習が行われる<車に乗らない人も交通ルールは知っておく>)できたりすること、Life and marriageといった授業(赤ん坊<人形>の世話を何日もすることで結婚と子育ての大変さを学ぶ)があることなど、社会人として必要な知識を学ぶと説明されました。

最後にダニエル氏も支援している東日本大震災の復興について触れ、皆で東北を支えて欲しいと結ばれました。

講演「金融教育を考える~日米の生活体験を通して~」の模様

3.プログラム

13:50~14:35
公開授業
「お金にへんしん」(1年生 学級活動)
「遠足のおやつを自分で買おう」(2年生 学級活動)
「見えるお金・見えないお金」(3年生 学級活動)
「お金があったらどうつかう」(4年生 学級活動)
「上手につかおう 物やお金」(5年生 家庭科)
「身近な消費生活」(6年生 家庭科)
14:50~15:00
開会挨拶 福岡市立高宮小学校校長 小嶋
15:00~16:20
講演「金融教育を考える~日米の生活体験を通して~」
講師:ダニエル・カール氏
16:20~16:25
閉会挨拶 福岡県金融広報委員会事務局長 井口

著名人・有識者が語る

  • プロサッカー選手 中村憲剛さん
  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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