金融教育公開授業
2019年度 金融教育公開授業
山形県金融広報委員会
山形市立西山形小学校
金融広報中央委員会
山形の実施報告
「金融教育公開授業 in 山形(西山形小学校)」(12月4日開催)
山形市立西山形小学校は、創立125周年を迎えた歴史と伝統ある学校です。教育目標は「たくましい心と体を持ち、進んで学び、郷土を愛する子どもの育成」であり、学校経営方針として「郷土の教育力と共に歩む、質の高い学びができる学校づくり~すべてを学びのたねに~」を掲げています。
コミュニティ・スクールが令和2年度より始まることから、そのための実践研究や準備をしています。また、新校舎移転改築も控えているため、地域と連携し、地域と共に歩む学校づくりを進めています。
12月4日(水)に金融教育公開授業を開催し、3年生の公開授業と、ダニエル・カール氏による講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業 「お金でできること」(3年生 総合的な学習の時間)
『お金でできること』をテーマに、3つのグループに分かれ、それぞれ「お金を預ける(預金する)とできること」、「キャッシュレス決済するとできること」、「外国のお金へ交換するとできること」について、ゲストティーチャー(3人)に教えていただきました。
グループごとに、「お金がないとどうなる?」、「キャッシュレス決済の便利なこと、気をつけることは何か」などの問いに対し、児童たちは考え、質問し、意見を交換しました。そして、担任の先生の主導で、グループごとに学習してわかったこと、考えたこと、グループ内で出た質問や回答について発表し、クラス全員で共有しました。児童がより興味をもつテーマのグループに分かれて学んだことで、積極的に学ぶ姿がみられました。
2.講演会
ダニエル・カール氏より、「ダニエルが語るお金の魅力」と題する講演が行われました。
お金に対する日米の考え方の違いなどについて、巧みな話術で、自身の幼少期からの経験を中心に、お金の大切さや使い方を家庭と労働の中で学んできたことなどをお話しくださいました。児童は、ダニエル氏が幼少期から働いてお金を得ていたお話に関心をもったようで、最後まで真剣に話を聞いていました。
また、参加した保護者の方からも、ダニエル氏が「家庭でお金の話をすることはタブーではなく大事なことです」と話されたことについて、「子供と一緒にお話を聞くことができたので、家庭でお金の話をするきっかけになります」といった感想が寄せられました。
3.プログラム
- 9:30~10:15
- 公開授業
「お金でできること」(3年生 総合的な学習の時間) - 10:40~10:50
- 開会式
開会挨拶 山形市立西山形学校校長 金子孝宏 - 10:50~12:10
- 講演「ダニエルが語るお金の魅力」
講師:ダニエル・カール 氏 - 12:10~12:15
- 閉会式
閉会挨拶 山形県金融広報委員会事務局長 笹原由之