金融教育公開授業
平成22年度金融教育公開授業(全国リレー講座)
北海道金融広報委員会
北海道札幌東商業高等学校
金融広報中央委員会
北海道の実施報告
「金融教育公開授業 in 北海道(札幌東商業高等学校)」(12月9日開催)
北海道札幌東商業高等学校は、商業教育における北海道下の中心校で、開校47年を迎えます。平成13年に改築されたきれいな校舎、充実した施設の中で学ぶ生徒たちの「輝く笑顔、輝く声、輝く瞳」があふれる学校です。
12月9日(木)、国際経済科1年生を対象として「ビジネス基礎」の授業において公開授業が行われました。午後には弁護士の住田裕子氏による講演があり、国際経済科の1年生から3年生が参加しました。
▼ 参加者内訳:
生徒236名、開催校教員13名、開催校保護者2名、教育委員会1名、他校教員2名、地域の方々8名、合計262名
1.公開授業
国際経済科の1年生80名を対象とする「ビジネス基礎」の授業において、「代金決済手段としての小切手」について学習しました。模擬の小切手を生徒へ配付し、小切手要件などを補記しながら、小切手を完成させました。また、硬貨で支払う場合の強制通用力(同一額面20枚を上限とする)など、小切手以外の代金決済手段についても学びました。
2.講演会
公開授業の後、弁護士の住田裕子氏による「金融トラブルから身を守るために」というテーマで講演が行われました。
契約とは何か、契約の当事者は誰になるのか、契約を結ぶ意思はあったか、またその意思は自由な意思であったか、強制であったり不意打ちではなかったか、という点について具体的な事例をあげつつ解説されました。インターネットやクレジットカードなどの契約に関するトラブルが、生徒たちにとっても身近な問題であると、力説されました。
参加者からは、「身近な問題でわかりやすく、とても勉強になった」との声が数多く寄せられました。
3.プログラム
- 12:35~13:25
- 公開授業
「代金決済手段としての小切手について」
講師:北海道札幌東商業高等学校教諭 櫛引文彦 - 13:35~13:45
- 開会挨拶 北海道札幌東商業高等学校 学校長 服部隆廣
主催者挨拶 北海道金融広報委員会 事務局長 原田孝志 - 13:45~15:00
- 講演「金融トラブルから身を守るために」
講師:住田裕子氏 - 15:00~15:05
- 生徒代表 お礼のことば
- 15:05~15:10
- 閉会挨拶 北海道金融広報委員会