金融教育公開授業
2015年度 金融教育公開授業
宮城県金融広報委員会
宮城県伊具高等学校
金融広報中央委員会
宮城の実施報告
「金融教育公開授業 in 宮城(伊具高等学校)」(9月18日開催)
宮城県伊具高等学校は、「集え、羽ばたけ、21世紀の地球市民!」をスローガンにしています。生徒の夢と個性を大切にするため、総合学科のシステムを活かして、幅広い選択科目を設けており、生徒は将来の進路目標に合わせた専門的な学習を深めています。
9月18日(金)に金融教育公開授業を開催し、研究発表と「ビジネス基礎」の公開授業、全校生徒を含めた全ての参加者を対象とする加賀屋克美氏の講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
1.研究発表
金融教育研究校の委嘱を受け、研究テーマを「自分や家族にかかるお金の流れや経済の仕組みを理解させ、お金をどのように遣えば人生を豊かに過ごせるのか」として、このテーマで情報系列「総合的な学習の時間」の授業において具体的にどのように取り組み、成果を上げてきたのかについて発表がありました。
2.公開授業
「身のまわりのお金~生徒の調べ学習から」というテーマで情報系列「ビジネス基礎」の授業を行いました。クラスを6班に分け、「お金」について普段疑問に思っていることや興味・関心を持っている事柄について、調べ学習を行いました。そして、1班「税金について」、2班「服の販売方法」、3班「自動販売について」、4班「代金支払いについて」、5班「消費税について」、6班「カードについて」とのテーマで、それぞれ班ごとに調べた内容を発表しました。
3.講演会
公開授業の後、加賀屋克美氏が「ディズニーで学んだ最高のサービス」と題する講演を行いました。
加賀屋氏は自身のディズニーランドでの職務経験談を交えながら、仕事をする上では、「自分で選んだ仕事に責任を持ち、その会社で働くという覚悟を持つこと」、「相手の立場に立って仕事をすること」、「プラスの考えを持つこと」の3つが大切であると話されました。
そのうえで、社会人になる前に親や周りの人たちに感謝の気持ちを持ってほしい、というメッセージを伝えました。
参加者からは、「人のために働くことについてのすばらしさを感じた」「高校生にとっても理解しやすい身近なエピソードを中心に、働くことに対してイメージしやすく講演されていたことが印象的だった」といった感想が聞かれました。
4.プログラム
- 9:35~9:55
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研究発表
「これまでの金融教育の取り組みと成果」
発表者:宮城県伊具高等学校教諭 太齋裕佳 - 10:00~10:50
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公開授業
「身のまわりのお金~生徒の調べ学習から」
1年次情報系列ビジネス基礎
指導者:宮城県伊具高等学校教諭 鈴木英晴 - 11:10~11:20
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開会挨拶
宮城県伊具高等学校長 庄司径二
宮城県金融広報委員会幹事(日本銀行仙台支店営業課長) 遠藤利光 - 11:20~12:45
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講演「ディズニーで学んだ最高のサービス」
講師:加賀屋克美氏 - 12:45~12:50
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閉会挨拶
宮城県伊具高等学校生徒会長 阿部志織