金融教育公開授業
2015年度 金融教育公開授業
大分県金融広報委員会
大分県立別府青山・別府翔青高等学校
金融広報中央委員会
大分の実施報告
「金融教育公開授業 in 大分(別府青山・別府翔青高等学校)」(2月16日開催)
別府青山・別府翔青高等学校は、平成27年4月に開校した新しい学校です。「積極的に社会に参加する、責任と良識ある市民の育成」をスローガンに、「自分の将来の在り方・生き方」を考え、「思考力・判断力・コミュニケーション力」がつくような教育を行っています。
2月16日(火)に金融教育公開授業を開催し、1年生を対象に公開授業と、いちのせかつみ氏による講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業
「社会の一員として生きていくこととは?」と題し、1年生の家庭科において、「稼ぐこと」「働くこと」から将来の生活を考える授業が行われました。
授業では、グループに分かれ、正社員・派遣社員・フリーターなど様々な働き方や暮らし方による生活を想像し、それぞれについて満足できる点、できない点、その理由を考えました。その後、ほかのグループの意見も参考にし、自分の理想とする生活について考えました。
生徒たちは、様々な生活実態や価値観の存在を知り、将来の働き方や生き方についての関心を深めました。
2.講演会
公開授業の後、いちのせかつみ氏による、「責任と良識ある市民になるための金融講座」と題する講演が行われました。いちのせ氏は、正社員とフリーターの生涯賃金の比較や、親が子どもを育てるためにどのくらいのコストを掛けている(‘投資’している)かなど、「お金」について説明されました。
また、コンビニエンスストアやスーパーのチラシを例にとり、購買意欲をあおるためにどのような工夫がされているかを詳しく解説されました。
最後に、「人生とお金は絶対に切り離して考えられないもので、責任と良識ある使い方をしなければ幸せな人生を送ることはできない。これからはよく学び、たくさんの経験を積んで、自分自身のストーリーを豊かなものにして下さい」と結ばれました。
生徒からは、「身近なコンビニやチラシを例にしたお話で大変興味深かった」、「お金についてもっと学びたいと思った」などの感想が寄せられました。
3.プログラム
- 13:00~13:50
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公開授業
「社会の一員として生きていくこととは?」(1年生 家庭科) - 14:00~14:05
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開会挨拶
大分県立別府青山・別府翔青高等学校校長 辛島信昭 - 14:05~15:25
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講演「責任と良識ある市民になるための金融講座」
講師:いちのせかつみ氏 - 15:25~15:30
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生徒代表 お礼のことば
閉会挨拶
大分県金融広報委員会副会長 秀島弘高