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金融教育公開授業

2019年度 金融教育公開授業

千葉県金融広報委員会
市川市立二俣小学校
金融広報中央委員会

千葉の実施報告

「金融教育公開授業 in 千葉(二俣小学校)」(12月13日開催)

市川市立二俣小学校では、「未来を見つめ、今をしっかり生きる子の育成」を学校目標に掲げ、学校・家庭・地域が連携して、健全な子どもの育成に取り組んでいます。

平成30年度から金融教育研究校の委嘱を受け、家庭や社会生活における消費、経済、貯蓄、労働など金融に関連する活動や、環境とお金の関係に関心をもち、お金の役割や働くことの意味についての基礎的な知識を身に付けるとともに、消費生活やキャリア教育を通じて、自己の将来設計のあり方を将来にわたって考えようとする意欲と能力と態度の基礎を養うことを目標に実践してきました。

12月13日(金)に金融教育公開授業を開催し、6学級を対象にした公開授業と、岩渕昭子氏による講演会を行いました。

▼ 参加者内訳:

児童190名、教員25名、保護者40名、教育委員会3名、他校教員43名、地域の方12名、合計313名

1.公開授業

(1)「お金にへんしん!」 (2年生 特別活動)

はじめに、自分たちの生活の中で、実際にお金を払うことなく手に入れているものを、「見えるめがね」をつかってお金に変身させてみることを、児童に体験してもらいました。「見えるめがね」を通して見ることで、「無駄にしている=お金を捨ててしまっている」ものがないかを考えてもらいました。

児童からは、「電気やテレビのつけっぱなし、ゲームをつけたまま置いていることがある」、「ガチャガチャで出したおもちゃはすぐ遊ばなくなる」、「かわいいのを見つけると持っているのに買ってしまう」、「後で食べようと思って忘れてしまい賞味期限切れで食べられなくなる」などといった意見が出されました。

お金を捨ててしまわないためには、「使わないときにこまめに止めたり消したりする」、「買う前に必要かどうか考える」、「買ったら忘れないで使う」、「最後まで大切に使う」ということに気をつけていこう、とクラス全員でまとめることができました。

写真1:2年生の授業「お金にへんしん!」の模様


(2)「自分で選ぼう 必要なもの」~おつかいすごろく~ (3年生 特別活動)

お小遣についてアンケート調査を行ったところ、本学級の児童の半数以上はお小遣いをもらっておらず、必要なものがある時だけ買ってもらい、お年玉等を含めもらったお金は殆ど貯金をしていることがわかりました。さらにお金の使い道をきいてみると、「必要な物」より「欲しい物」を買う児童が多いようでした。また、買い物の経験については、一定の金額をもらって「必要なもの」をいくつか選びながら買い物をしたことがある児童は、1割に満たない状況でした。

授業では、「おつかいすごろく」ゲームを通して、決められた金額の中で、おかずや野菜などの「必要な物」を必ず一つ選び、お菓子といった「欲しい物」は300円までと決められたルールの中で購入計画を立てながら買い物をしてみました。購入計画と実際に購入したもの、使った金額をワークシートに記録しながら、「おつかいすごろく」ゲームを振り返ってみることで、児童はお金の上手な使い方を自分なりに考えることができました。

3年生の授業「お買いものを計画しよう」の模様

(3)「はたらくこととお金」~お母さんのせいきゅう書~ (4年生 道徳科)

「家でのお手伝いをしたら、もらいたい金額」について、事前にクラスでアンケートを行いました。アンケート結果をみながら、クラス全員で話し合ったところ、「かんたんな仕事なのにもらいたい金額が高すぎる」、「人によって仕事の難しさへの感じ方がちがい、もらいたい額もちがう」、「お手伝いというより、お金が欲しいだけじゃないか」などの意見が出されました。

次に、道徳の教材をつかい、登場人物のたかしさんがお手伝いに対する500円の請求書をお母さんに渡したところ、お母さんからは0円の請求書を渡された、ということについて、たかしさんとお母さんのそれぞれの気持ちを想像してみました。家族の思い、ということを考えることができました。

最後に、自分自身について振り返り、家族との生活でこれから大切にしたいことを考えてみました。児童からは、「いろいろと進んでお手伝いをする」、「無料でお手伝いをする」、「家族と過ごす時間を大切にしたい」、「感謝の気持ちを大切にしたい」といった意見が出されました。自分の生活を支えてくれている人に感謝の気持ちを持ち、助け合いたいとの気持ちが育ったことが感じられました。

4年生の授業「はたらくこととお金」の模様

(4)「じょうずに使おう お金ともの」~あなたならどれを買う?~ (5年生 家庭科)

これまでの学習で「家に入ってくるお金には限りがある」ということを学びました。この授業では、ノート、牛乳、パーカーなど3つのものを買う場面を設定し、3つの選択肢の中から自分が買いたいものを決め、買いたいと思った理由を発表しました。全員が同じものを選ぶことが無かったことは、児童にとって意外だったようであり、ものを選ぶ基準はその人の価値観や家族の事情などで違ってくることに気づくことができました。

最後のまとめでは、「安いからといって買わない」、「気に入ったものなら大事に使うから、かえってお得」、「使い切ることが大事」という意見が多く出され、お金もものも無駄にしない消費者になることを意識することができました。

5年生の授業「じょうずに使おう お金ともの」の模様

(5)「お金の使い方を考えよう」 ~電子マネーの使い方について考えよう~ (6年生 総合的な学習の時間)

はじめに、電子マネーにはどのような種類があるのかを確認し、実際に自分たちが使ったことがあるものをそれぞれ発表しました。

続いて、現金や電子マネーのメリットやデメリットをクラス全員で考えてみました。現金のメリットは「どこでも使える」、「自分の目で確かめられる」などがあり、デメリットは「細かいお金だと支払や落としたときに大変」、「持っている分しか買い物ができない」といった意見が出されました。一方、電子マネーのメリットとしては「支払いがすぐに終わる」、「軽い」、「かさばらない」、デメリットは「いくら使ったかがわかりにくい」、「返品が大変」などの意見が出されました。

最後に、グループごとにこれからどのようにお金を支払った方がよいかを考え、「支払いをするときは現金、電子マネーのどちらで支払うかをよく考えてから支払いをする」とまとめることができました。

6年生の授業「お金の使い方を考えよう」の模様

(6)「ぼく、わたしのほしいものかえるかな?」~おつかい 大さくせん~ (さくら学級 生活単元)

日常生活で活かせるように、本物のお金を使って授業を行いました。まず、自分の所持金がいくらあるかを確認し、授業で配られた買い物メモに書かれている品物について所持金内で買い物をしてみました。所持金をオーバーした場合は、「どの品物を減らすのか」、「品物を変えるか」などを考えながら、所持金内で収めることができました。また、所持金が余っていて、さらに品物を購入できそうな場合には、買い物をもう一度しました。

次に、小遣い帳に購入した品物名とその金額を記入し、合計金額や残金を電卓で計算したあと、最後に買い物をした後の残金と小遣い帳の残金が合っているかを確認しました。

今日の授業以外にも、学校間の交流活動の中で、自分の昼食代を自分で支払うことにより、お金を正しく出すことを学習しています。これらの学習を通して、お金の大切さや扱い方、お店の人とのやり取りの仕方を学ぶことができました。これからも、この学習を日常生活での実践に活かして、経験を重ねてほしいと思います。

特別支援学級 さくら学級の授業「ぼく、わたしのほしいものかえるかな?」の模様

2.講演会

岩渕昭子氏から、「親子で学ぶ お金のこと」と題する講演が行われました。

自己紹介の後、岩渕氏はワークショップのために児童を12グループに分けて会社を作り、児童の中から社長を選出しました。グループごとに折り紙で鶴を作ることになりました。児童は、大きさと色の違う折り紙が何枚必要かを考え、折り紙を購入したあと、10分間でできるだけ多くの折り鶴を作りました。

各グループとも色や大きさの違う折り鶴を作りました。そして、お互いにその鶴を買い取るときの条件として、流行の色、大きさ、値段などを発表しました。折り鶴を交換した後、それぞれどのくらいの儲けが出たかを計算しました。

最後に、岩渕氏は、「今回のワークショップではいわゆる『リスク分散』が大切であることを学んでみました」、「どのくらいの大きさの折り紙で、何色で、いくつ折り鶴を作るかをよく考えることが必要です」、「お金を遣うときは色々なことを考えて遣うことが大切です」とお話しされて講演を締めくくられました。

講演「親子で学ぶ お金のこと」の模様

3.プログラム

13:15~14:00
公開授業
(1)「お金に変身!」(2年生 特別活動)
(2)「お買いものを計画しよう」(3年生 特別活動)
(3)「はたらくこととお金」(4年生 道徳科)
(4)「じょうずに使おう お金と物」(5年生 家庭科)
(5)「電子マネーについて考えよう」(6年生 総合的な学習の時間)
(6)「ぼく、わたしのほしいものかえるかな?」(さくら学級 生活単元)
14:15~14:00
開会挨拶
市川市立二俣小学校校長 新井直樹
14:20~15:20
講演「親子で学ぶ お金のこと」
講師:岩渕昭子氏
15:20~15:30
閉会挨拶
千葉県金融広報委員会幹事長 亀井正博

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