金融教育公開授業
2011年度 金融教育公開授業(全国リレー講座)
佐賀県金融広報委員会
佐賀県立杵島商業高等学校
金融広報中央委員会
佐賀の実施報告
「金融教育公開授業 in 杵島(杵島商業高等学校)」(10月3日開催)
佐賀県立杵島商業高等学校は、佐賀県のほぼ中心に位置する町で傾斜の緩やかな丘の上に立地する豊かな環境の下、「信(誠実な態度)愛(思いやりの心)熱(ひたむきな努力)」の学校創りを提唱し、地域社会貢献を主眼においたビジネス教育の展開を図り、一人一人の個性を尊重した教育を行っています。10月3日(月)に公開授業が開催されました。当日は、情報処理科3年生を対象に「ライフプランニングをしよう!」とする公開授業を行い、その後、生活経済ジャーナリストのいちのせかつみさんによる講演があり、生徒全員、県内の教育関係者や市町関係者等地域の方が参加しました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業
「ライフプランニングをしよう!」のテーマで授業は行われました。生徒が自らの将来の夢やキャリア実現のために、自身のライフプランを描き、それに基づく収入や支出を“キャッシュフロー表”に入力し、分析していく授業でした。生徒たちは、自身の夢や生き方をイメージしながら、参観者に結婚の資金や社会人になってからの生活費など具体的な金額を質問し、将来設計(ライフプランニング)をしました。自身の未来を想像しながら考えている顔は、いずれも笑顔でした。
2.講演会
公開授業の後、いちのせかつみ氏から、「日本一おもろいお金の授業!知らんとアカン!お金の話」と題する講演が行われました。お金に関する血液型占いに続き、身近な金融トラブルの事例や携帯電話についての携帯依存度チェックなど高校生が陥りやすい問題について、ユーモアを交えながら話されました。また、コンビニエンスストアは、人間の本能が凝縮されているビジネスプランであるとの紹介に、生徒たちからは「へぇ~」という声があがりました。最後に、生徒たちからの質問に対しても、お金の大切さと自己責任について高校生にもわかりやすく話していただきました。
生徒たちからは、「考えてお金を使わないといけないと思った」「コンビニエンスストアで、私たち人間の心理が利用されていることに驚いた」「今まで、お金のことについてあまり考えたことがなかったので、今日の講演でお金の事についていろいろ学ぶことができた」といった感想が寄せられました。
3.プログラム
- 13:40~14:30
- 公開授業「ライフプランニングをしよう!」
授業者:佐賀県立杵島商業高等学校 坂口哲也、松尾武 - 14:40~14:50
- 開会挨拶 佐賀県立杵島商業高等学校長 峰松藤一郎
主催者挨拶 佐賀県金融広報委員会事務局次長 大串光 - 14:50~16:10
- 講演「日本一おもろいお金の授業!知らんとアカン!お金の話」
講師:いちのせかつみ氏 - 16:10~16:15
- 謝辞 佐賀県立杵島商業高等学校生徒会会長