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金融教育公開授業

2018年度 金融教育公開授業

長崎県金融広報委員会
長崎市立土井首中学校
金融広報中央委員会

長崎の実施報告

「金融教育公開授業 in 長崎(土井首中学校)」(12月17日開催)

長崎市立土井首中学校は、長崎市南部に位置し、昭和22年に開校した学校です。平成7年から、登校時に生徒会と保護者、教師が一緒に校門に立ってあいさつを行う活動を続けています。

「気づく目・感じる心をもち、主体的に行動する生徒の育成」を教育目標に掲げ、「『学び合い』で育む明日を拓く生徒の育成」を目指しています。

12月17日(月)に金融教育公開授業を開催し、3年生を対象にした公開授業と、全校生徒を対象とした中村文昭氏による講演会を行いました。

▼ 参加者内訳:

生徒360名、開催校教員30名、開催校保護者23名、教育委員会1名、他校教員37名、地域の方々3名、合計454名

1.公開授業

グループでの学び合い学習を通して、金融教育と密接に関連するキャリア教育で育成すべき力である「人間関係形成能力・社会形成能力」や「キャリアプランニング能力」を高めることを目標に、「貨幣の役割と金融」と題して授業を行いました。

写真1:公開授業「貨幣の役割と金融」の模様<1>

冒頭、担当教諭から百万円の模擬券が示され、また、生徒1人に1枚ずつ本物の千円札が配られました。教諭は、どちらも破るよう促しましたが、お札は誰も破ることができません。「なぜ?」との問いかけに、生徒たちは「もったいない」、「罰があたる」など思い思いの言葉を口にしました。教諭から、お札はただの紙であるものの「お金だ」とみんなが信じているから価値があることや、日本のお札には高度な偽造防止技術が取り入れられていることについて説明を受け、生徒たちはお金が「信用」から成り立っていることを理解しました。

次に、お金の役割やお金を手に入れる手段について生徒全員で意見を出し合った後、豊かな人生につながるお金の使い方を考えました。生徒たちは、グループに分かれて自分の夢や将来に役立つお金の使い方について活発に意見を出し合い、発表しました。大学進学のためにお金を貯める、夢をかなえるために無駄遣いをしない、人の役に立つ募金をする、など多くの意見が出され、参観した先生方は熱心にメモを取っていました。発表後、生徒たちからは「自分の将来について初めて真剣に考えた」、「友達の考えを聞いて、なるほどと思った」との声が上がり、多くを学んだ様子がうかがわれました。

各グループの発表を受け、教諭からは、経済は人間が幸せに生きるために作った仕組みであること、ある調査によれば自分のためだけにお金を使う人はあまり幸せを感じず、他人のために使う人は幸せを感じる割合が高い、とのお話がありました。時節柄、お年玉の使い方についても改めて考えてみる良い機会だ、との教諭からの呼びかけに、生徒たちは真剣な表情で聴き入っていました。

写真2:公開授業「貨幣の役割と金融」の模様<2>

2.講演会

公開授業の後、中村文昭氏から、「人生の師匠を作れ!」と題する講演が行われました。

講演に先立ち、城山校長から生徒たちに対し、中村氏の講演を聴いて人との出会いやあきらめないことの大切さを心に刻んでほしい、また、これからの人生に役立つことを一つでも感じ取って心にしっかり焼き付けてほしい、とのメッセージが寄せられました。

中村氏は、まず、中学生は可能性のかたまりです、一人一人が自分の中にある素晴らしい可能性に気付いてください、と語りかけました。続けて、「とは言っても、自分の中学生時代は『夢を持て』と言われても特に思いつくことはありませんでした」、「皆さんにはこれからの人生の中で自分にぴったり当てはまる『何か』があるはずですので、今生きている小さな世界で無理やり見つけることはありません」とも話されました。

写真3:講演「人生の師匠を作れ!」の模様<1>

その後、中村氏が18歳でたまたま出会った「人生の師匠」からもらった言葉が紹介されました。まず、師匠から「事実は一つ、見方は二つ(見方を180度変えてみると、困難と思われたことも意外とそうではないことに気づく)」、「夢を見るよりも、夢にも思わない(想像もつかない)幸せな人生を生きてみろ」と言われたこと、それら強く心に響いたことを身振り手振りを交えて語られ、生徒たちは聴き入っていました。

また、「お金は出口が大事」、「ひととの出会いが大事」と教えられたことも披露されました。お金をいくら稼ぐか、どうやって稼ぐかの「入口」を考える人が多いが、出口こそ大事であり、自分だけのためにお金を使うのではなく他人のためになる使い方をしてこそお金が「活きて」くる、と教えられたそうです。また、「ひとと出会う」ことにより、経験が増え、多様な考え方を知ることができ、人生の幅が広がることを学んだそうです。これから進路を考える生徒たちにとって良いアドバイスとなりました。

中村氏は、仕事を通して人に喜んでもらえる「人間力」をつけよう、と力説されました。どんな小さなことでも、頼まれたら相手の意図をくみとり全力で応えるよう努力すると信用を得られること、その信用がさらなる信用を生み人生がどんどん良い方向へ進んでいくことを、ご自身の経験を踏まえてジョークを交えながら楽しく語られました。生徒たちには、「頼まれごとは、試されごと」との言葉が特に心に響いたようです。

結びとして、人間は聞いてきたことばで心ができている、言っていることばで人生(未来)ができていく、と話されました。自分と向き合い、前向きな言葉や行動によって素晴らしい出会いをしてほしい、今日から早速「頼まれごと」で人に喜んでもらうことを意識しよう、と明るい語り口で締め括られました。

講演後、生徒たちからは「ものごとを二方向から見ることで、悩みがメリットに変わることを知った」、「頼まれごとには、相手が喜びで驚くような態度で応えたい」、「学んだことを活かして、たくさんの人を幸せにできる大人になりたい」といった感想が多数寄せられました。

写真4:講演「人生の師匠を作れ!」の模様<2>

3.プログラム

14:00~14:50
公開授業
「貨幣の役割と金融」(3年生 社会科)
15:10~15:15
開会挨拶
長崎市立土井首中学校校長 城山昭雄
15:15~16:15
講演「人生の師匠を作れ!」
講師:中村文昭氏
16:15~16:25
お礼のことば 生徒代表
閉会挨拶
長崎県金融広報委員会事務局長 沢崎光晴

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