金融教育公開授業
2021年度 金融教育公開授業
北海道金融広報委員会
札幌市立日新小学校
金融広報中央委員会
北海道の実施報告
「金融教育公開授業 in 北海道(札幌市立日新小学校)」(11月29日開催)
日新小学校は、1952年10月に開校、JR札幌駅から車で約10分の場所にあります。校名の由来は、日に新しくという言葉にあります。『日新』には、「昨日よりも今日また新たに、今日よりも明日は更に新たな自分の徳を磨きたい」という意味がこめられています。今年度は、新しい生活様式を踏まえ、安全・安心な学校を創造するとともに、「主体的に 学び高め合う あったか日新」をスローガンにしています。
北海道金融広報委員会より2020・2021年度の金融教育研究校の委嘱を受け、研究活動の一環として、11月29日(月)に金融教育公開授業を開催し、5年生による公開授業と、菊地幸夫氏による講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
── 感染症拡大防止のため、参加者を限定して開催しました。
1.公開授業
「生活を支えるお金と物」と題した公開授業を行いました。この題材は、物や金銭の使い方と買い物の学習を通して、家族の生活を支えているものや金銭の大切さへの関心を高め、お金の計画的な使い方を考え、購入できる能力や実践的な態度を育てることを狙いとしています。
今回の授業では、児童にとって身近なコンビニエンスストアでの買い物の場面や、誤って購入した本の返品の場面から、売買契約の成立や意味を学習しました。児童たちは、これまでの学習を基に契約が成立するタイミングを学びました。また、実体験を基になぜ返品することになるのか意見交換し、むやみに返品ができないことや、今後、買い物をするときに気を付けること、そして「賢い消費者になるために大切なことは何か」を学習しました。
日新小学校では、本年4月に児童ひとりひとりにタブレット端末が配付され、感染症拡大防止に伴う学級閉鎖ではタブレットを使った家庭での学習も経験しました。今回の授業においては、5年1組の児童ひとりひとりがタブレットで回答を作成し、画面上で他の児童の意見を確認したうえで、各自の考えを発表しました。
2.プログラム
- 13:45~14:30
- 公開授業
「生活を支えるお金と物」(5年生 家庭科) - 14:35~15:20
- 講演「子どものお小遣いにまつわる法律」
講師:菊地幸夫氏 - 15:20~15:30
- 閉会挨拶
札幌市立日新小学校校長
北海道金融広報委員会事務局長