2021年度 金融教育公開授業

「金融教育公開授業 in 山梨（山梨市）（風の子保育園）」（11月19日開催）

風の子保育園は、礼を尊び生きる力を養うこと、子どもの個性の尊重を基本理念とし、季節を大切にした柔らかな保育を行っています。

11月19日（金）に金融教育公開授業を開催し、保育教諭による研究発表、年長児を対象とした公開保育、あんびるえつこ氏による講演会を行いました。

▼ 参加者内訳：

1．研究発表

金銭教育研究校の委嘱を受け、「金融リテラシー・マップ」を参考に、園独自の金銭教育プログラムの実施計画を作成し、パワーポイントによる学習、「お金ってなあに？」、「日本のお金・世界のお金」、「経済ってなあに？」、「資源や物を大切に」と、お店屋さんごっこの実践による学習を行ってきました。

この学習を通して、「お金」について学ぶことは、単にその物や流れを知るだけでなく、社会の仕組みや人の気持ち、文化など、様々なことに関心を持ち、学んでいくきっかけになっていると感じることができました。

この学びが、子ども達の選択肢や可能性を広げ、世界や世の中のことに主体的にかかわっていくことができるよう繋がっていってほしいと発表がありました。

2．公開保育

「お店屋さんごっこ」

当日は、年長児が3つのチームに分かれ、塗り絵屋さんを出店。お店ごとに異なるキャラクター、異なる金額（50円、100円、150円）を設定し、各チームでさらに紅白の2チームに分かれ、前半はそれぞれ赤チームが店員、白チームがお客さん、後半は紅白の役割を入れ替えてお店屋さんごっこを行いました。

まず、先生から支払とお釣りについての説明を受け、お客さん役は、各自300円を持って買い物をしました。

お釣りがないように支払う姿や、混雑してくると「順番に並んでください」と声をかける店員役の子など、遊びを通して売り買いに必要な言葉を考えながら、店員さんとお客さんの両方を体験することで、物を大切に扱うことや、売れた時の喜びなどを学びました。

3．プログラム

13：30～13：35

開会挨拶
社会福祉法人光風会風の子保育園園長　熊谷朋子

13：35～13：50

研究発表
「風の子保育園金銭教育プログラム実践報告」
発表者：風の子保育園保育教諭　小俣あや

13：50～14：15

公開保育
「お店屋さんごっこ」

14：30～15：30

講演「幼いうちから子どもに伝えたいお金の話」
講師：あんびるえつこ氏

15：30～15：35

閉会挨拶
山梨県金融広報委員会事務局長代