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積立不足とは~

将来の給付のために本来積み立てておかなければならない年金資産に不足があることをいいます。そのため、企業年金を廃止したり、変更したりするときに積立不足があると、この不足額をいつ、どのような方法で補てんをするかを考える必要があります。本来、この積立不足は会社や基金が補てんするべきではありますが、不足が多額に及ぶと補てんしきれず、給付を受ける側の社員が影響を受ける(本来受け取ることができる年金額が減少する)場合もあります。

図表2-1-4:積立不足のイメージ

給付現価(今後の給付に必要な額)に対して、年金資産と掛金収入現価(今後の掛け金見込み相当額)を足し合わせても不足する分が、積立不足です。