金融教育プログラム-社会の中で生きる力を育む授業とは-
(全面改訂版)
金融教育プログラムQ&A

Q9 『金融教育プログラム』に載っている指導計画例ってどんなもの?
A9 タイトルと学年、科目だけ、紹介するわね。詳しくは、『金融教育プログラム』を見てね。

(1)小学校における金融教育の指導計画例
社会科
「くらしを支える水について調べてみよう-水の旅マップづくり-」(第3~4学年)
生活科
「パン屋さんとなかよくなろう-町探検を通して身近になった店で買い物体験をする-」(第2学年)
家庭科
「買い物名人になろう-計画的な買い物のこつを身に付ける-」(第6学年)
「安心・安全な生活を目指して、もしも(万が一)の時への備えについて考えよう-もしも(万が一)の時への備えとして、保険や貯蓄の活用について理解する-」(第5~6学年)
道徳
「お金は大切に使おう-正しい金銭感覚を養って、よりよい生活を-」(第2学年)
特別活動
「おこづかい帳を記録してみよう!!-欲しいもの、買いたいものを得るために自分でお金のやりくりを体験させる事例-」(第3学年)
総合的な学習の時間
「下北沢商店街の人気の秘密を探そう-下北沢商店街のまちのイメージに合ったお店を出してみよう-」(第3~4学年)
「お店を開こう!!-商品制作・販売活動など体験活動を通して、経済の仕組みを理解させる-」(第5~6学年)
特別支援学級・生活単元等
「働くことの喜び、お金の大切さ、使い方を知ろう-お買い物ごっこを通して-」(第1~4学年)
(2)中学校における金融教育の指導計画例
社会科
「家計のシミュレーションゲームと模擬商談-身近な経済活動を擬似体験し、その意義を知る-」(第3学年)
「企業(会社)を作ってみよう-金融機関の働きに留意して-」(第3学年)
技術・家庭科(家庭分野)および総合的な学習の時間
「商品にふさわしい『価格』を考えよう」-生産者の立場で価格を考えることで、消費者としてものやサービスを適切に選択する目を育てる-(第1学年)
技術・家庭科(家庭分野)
「生活に必要な金融商品を知って、選択する眼をもとう-家庭生活と消費に関心をもち、豊かな生活を-」(第2学年)
道徳
「自他の権利をおびやかす犯罪から、安心して暮らせる社会について考えよう-おばあちゃん、まかせといて-」(第1学年)
特別活動
「スマートフォン・携帯電話・インターネットでの金銭トラブル事例を知り、情報モラルを身に付けよう!-知ることは自分を守ること-」(第2学年)
総合的な学習の時間
「お金について調べよう-調べ学習のスキルを身に付けよう-」(第1学年)
「仕事と社会とのかかわりを探ってみよう!-事前学習の工夫による、より有意義な職場体験-」(第2学年)
(3)高等学校における金融教育の指導計画例
公民科
「クルマの“窓”から経済をのぞいてみよう-企業の役割と経済活動の在り方-」(第1学年)
「経済の変化をとらえる方法を学び、日本経済の現実を知る-現実の経済社会を知り、経済活動のあり方を考える手立てとする-」(第1~3学年)
「リスクとリターンを体験してみよう!-意思決定の重みを実感できるか-」(第1~3学年)
「人生の『リスク』に対するセーフティネット!-幸福をシェアする『社会保障制度』について考えよう-」(第1~3学年)
「ロールプレイとシミュレーションを通して金融政策を学ぼう-自由化と国際化、情報化の中の金融-」(第1~3学年)
家庭科
「ライフプランを立ててみよう-自立した社会人になるために-」(第1~3学年)
「社会保障制度を踏まえて生涯にわたる生活資源マネジメントについて考えてみよう-『人生すごろく』から始まる生活設計の授業-」(第1~3学年)
特別活動
「学校活動でのお金の使い方を学ぼう-部活動や文化祭の予算立案と収支決算報告-」(第1~3学年)
総合的な学習の時間
「社会に貢献できる会社を作ろう-企業家教育の観点をもった総合的金融教育の試み-」(第1~3学年)
「自分のキャリアへの投資を考えてみよう-自己の在り方生き方をコストの側面からみる-」(第1~3学年)
「おサイフケータイとコンビニからこれからの経済・消費生活を探ってみよう-情報社会の身近な金融と消費者の自立-」(第1~3学年)
商業科
「収支バランスを考えた人生設計を考えよう-最適解とシミュレーション-」(第2学年)