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企業年金

第3章 それぞれの企業年金を詳しく見てみましょう

4. 税制適格退職年金

概要

税制適格退職年金は昭和37年に始まりました。この制度は厚生年金基金と比べると制度の自由度が高く、一定の制限はありますが、自分の会社にあった独自の退職年金のルールを作ることができました。この税制適格退職年金は、退職年金等の給付額を会社の財政状態を見ながら決めることができたため、急速に普及していきました。

しかし、この年金制度も長引く不況による株価低迷の影響で、本来予定していた運用益を得られず、保険料(掛け金)の引き上げや不足分(積立不足)の穴埋めが必要となっています。

税制適格退職年金は国の年金制度改革の中で、平成23年度をもって廃止されることが決まり、解約や他の制度への移行が進んでいます。ピーク時に9万件を超えていた契約件数でしたが、平成22年3月末にはおよそ1.7万件まで減ってきます。現在、平成24年3月末に向けて、国も税制適格退職年金から他の制度への移行を促進するために「移行支援本部」を設置しています。

しくみ

税制適格退職年金は、会社が信託銀行や生命保険会社と契約を結んで、社員に退職年金を支払います。まず、会社と社員との間で、誰にいくら退職金を支払うかなどのルールを作ります。このルールを規定した退職金規程や退職年金規程を元に、会社は信託銀行・生命保険会社などと、税法で決められた条件を満たした契約を結びます。この契約では、信託銀行や生命保険会社が、次の図のように、将来、社員に支払う退職年金のために会社や社員から預かった保険料(掛け金)を資産運用し、会社に代わって年金などの給付をします。

実際には、保険会社や信託銀行のアドバイスのもと、会社が退職金規程(退職年金規程)を定め、税制適格退職年金を導入するケースが多かったようです。それは、税法で決められた条件を満たさないと税の優遇措置を受けられないからでした。しかし、あくまでも、退職金規程(退職年金規程)に定めた退職金(退職年金)を支払う責任があるのは会社です。保険会社や信託銀行には責任がないのです。

図表3-5:税制適格退職年金のしくみ

税制適格退職年金のしくみ

著名人・有識者が語る

  • プロサッカー選手 中村憲剛さん
  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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