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金融教育公開授業

平成18年度金融教育公開授業(全国リレー講座)

金融広報中央委員会
東京都金融広報委員会

東京の実施報告

「金融教育公開授業 in 東京(阪本小学校)」(10月17日開催)

東京都中央区立阪本小学校は、明治6年に設立され、谷崎潤一郎が卒業した歴史ある小学校です。中央区教育委員会研究奨励校であるほか、東京都教育委員会日本の伝統・文化理解教育推進校としての指定も受け、邦楽演奏はTBS子ども音楽コンクール東京大会において最優秀賞を受賞しています。17年度より金融教育研究校としての活動を行っており、総合的な学習の時間「コレド阪本」(日本を代表する繁華街である日本橋の商業施設「コレド日本橋」に名称を模した)は、多くの注目を集めました。
── 谷崎潤一郎は明治19年に生まれたことから、生誕120周年を記念して特別展示を実施しています。

公開授業には、全国各地から400名を超える教員・教育関係者が訪れました。いずれの授業も児童より参観者の方が多く、教室からあふれるほどでしたが、各クラスとも児童は手を挙げて積極的に発言していました。

1年生 生活科 みんなであそぼう!さかもとちょうこうえん

公開授業の模様(1)教室内を坂本町公園に見立て、「宝探しゲーム」を行いました。立体的に作製した坂本町マップを活用し、グループごとに隠す場所の作戦を立てます。「緑色のカードは木に隠そうよ」、「公園で宝探しをしたら他の人の迷惑にならないかな」など様々な意見が飛び交い、協力して取り組む姿が見受けられました。

2年生 生活科 大すき、まちたんけん「パンやさんへ行こう」

公開授業の模様(2)コレド日本橋にあるパン店の木村社長をゲストティーチャーとして招き、甘いパンはどれか、生ハムに合うのはどれかなど、買いたいパンの選び方についてアドバイスを受けました。計算機を片手に予算の範囲内で購入計画書を作成し、各自が購入するパンの種類と合計金額について結果発表を行って、買い物体験学習の準備をしました。

3年生 社会科 わたしたちの中央区 交通のようす

公開授業の模様(3)中央区には11の鉄道、32の駅があります。鉄道路線地図や乗降客数を表す立体的な模型等を教材に用いて、区内の交通の様子について、路線名や区内3地域(日本橋、京橋、月島)の駅数、乗降客数について具体的に調べながら、地域ごとの特色や違いについて考えたり、理解を深めていきました。

4年生 社会科 わたしたちの東京都「檜原村のくらし」

公開授業の模様(4)同じ東京都でも、檜原村は山地にあり、中央区とは環境がまったく異なります。檜原村を訪れた経験を踏まえて、特産品であるジャガイモ(ひのじゃがくん)を題材に、特産品の秘密(パッケージの特徴)や生産者の工夫について意見を発表し合いました。

5年 社会科 「わたしたちの生活と情報」

公開授業の模様(5)

「通学中に地震が発生して電車が止まったらどうしますか?」という先生からの問いかけで授業はスタートしました。「もしも」の時の行動を問われた児童から、「家族と携帯電話で連絡を取る。」という意見が出たのをきっかけに、実際に起きた2つの大地震(阪神・淡路大震災と中越地震)発生時の携帯電話の通話状況のグラフをみながら、気づいたことや思ったことを出し合いました。

6年生 社会科 長く続いた戦争と人々のくらし

太平洋戦争における銀座の空襲時の写真や、阪本小学校の先輩方の集団学童疎開時の写真およびインタビュー・ビデオを教材として、「当時の疎開児童がどんな気持ちだったか」などを推し量って話し合いました。

研究発表と講評

児童や保護者を対象とする学習状況調査において、平成16年度は8教科中第7位と低位置にあった社会科の理解度が、18年度には「分かる」割合が2割程度上昇し、意識と満足度が高まったこと、教材構造図や資料分析表を活用して指導計画を作成したことが効果をもたらしたとの発表がありました。

中央区教育委員会の木下光彦指導室長は、「実践を見て聞いて」と題して「今回の公開授業を見て、地域の実態等を踏まえた教材研究・教材開発の大切さと、研究主題を明確化し意識して地道に取り組むことの重要性を改めて感じました。これを参考にして各校においてもより良い授業を目指して取り組んで頂きたい」と話されました。

鼎談「公共心の育成とわたしの社会科修業」

鼎談は、有田和正東北福祉大学教授、北俊夫岐阜大学教授、向山行雄阪本小学校長(進行役)の3名により行われました。

鼎談の模様向山校長は、冒頭、社会の一員として社会との「かかわり」を意図的に培っていくことは大事なことであり、同校ではそうした観点から、「公共心の育成」を研究主題として取り組んでいる旨、紹介しました。

北教授は、現在、「公共心の育成」が求められる背景には、個性尊重の教育が大事にされてきたことによる「個」と「社会の中における在り方」のバランス崩壊があるとの認識を示され、「自立」と「社会との共生」というニつの軸をバランスよく身につけさせることが、社会科における「公共心の育成」のポイントであると話されました。

有田教授は、駅のトイレ数調査などを通じて公共的なものに対して理解を深めさせるというご自身の実践授業例を示し、いかに面白い教材を開発するかが重要であると述べたほか、「公共心の育成」には、「どうぞ」、「ありがとう」と言える精神を身につけさせることが何より大事であると話されました。

また、社会科の教員として心がけるべき点や、実践者として注意していくべき点について、具体的な方法を交えた話が続きました。

著名人・有識者が語る

  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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