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金融教育公開授業

平成19年度金融教育公開授業(全国リレー講座)

福岡県金融広報委員会
柳川市立豊原小学校
金融広報中央委員会

福岡の実施報告

「金融教育公開授業 in 福岡(豊原小学校)」(10月26日開催)

柳川市立豊原小学校は、福岡県金融広報委員会より金銭・金融教育研究校(18-19年度)の委嘱を受け、「感謝の気持ちをもち、ものやお金を大切にする子どもの育成」を研究主題とし、就労体験学習を通じて地域住民および家庭と関わりあいながら、金銭・金融教育に極めて熱心に取り組んでいます。

10月26日(金)に開催した公開授業には、同校の各学年1クラスと特別支援学級の計7クラス全員のほか、学校関係者、保護者および地域住民の方など、多くの方が参加しました。

▼ 参加者内訳:

児童186名、保護者・地域住民189名、豊原小職員14名、その他教育機関関係者186名、合計575名

1.公開授業

公開授業では、低学年では道徳的な観点から物を大切にすること、お金の使い方等について、中学年ではお金の使い方や働く意義について考え、高学年では実際に仕事を体験してきた結果や働くことの難しさ等の意見を交換しあう等、各学年で理解させるべき事項の検討を踏まえた効果的な学習方法で工夫を凝らした授業内容でした。

(1) 1年生 ものを大切に「ありがとうがいっぱい PART2」

お下がりの青い自転車を使っていた主人公が新しい自転車を買ってもらえることになるが、まだ使える自転車が処分されることを知り、お下がりの自転車を使い続けるという話を通じ、その時々の主人公の気持ちを討議しながら、ものを大切にすることについて考えました。また、指導者は本物の青い自転車を生徒に見せることで、より生徒の想像力を膨らませるために工夫していました。

(2) 2年生 使い方を考えて「ものやお金をむだづかいせず、大切につかう心 PART2」

題材は、3匹の子ぶたがお小遣いを100円もらって学用品を買いに行き、それぞれ買ってきたものを見比べて、お金の使い方の違いに気づくという話です。子ぶたたちが最後にどのようなことに気がついたか討議したり、指導者が実際に大切に使用している古いものの写真を見せたりして、生徒たちはものやお金を無駄遣いしないことを学びました。

(3) 3年生 上手なお金の使い方を考えよう「見直そう、わたしたちのくらし」

文房具をお金に換えるといくらになるかといったような、家にあるもので使っていないものをお金に換えてみる活動を通じ、お金を無駄遣いしていることに気づき、本当に必要なものかよく考えて買い物をすることが大切であることを学びました。

(4) 4年生 お金の価値について考えよう「働くのは何のため?」

勤労体験活動(封筒作成)を通じ、お金を稼ぐためには家の人が苦労や努力をして稼いでいることを認識し、労働の大切さやお金の価値、家の人への感謝の念を感じたようです。作成した封筒は1枚1円の報酬を受け取ることができるが、問屋役である保護者からの厳しいチェックが入るため丁寧に仕事をしないとお金にならないこともあり、生徒たちは労働の厳しさ等も学びました。

(公開授業の模様)
4年生の授業「働くのは何のため?」の模様

(5) 5年生 豊原ショップを開こう「わくわく、ワーク体験」

同学級は、長期間の授業(33時間)の中で、自分達で生産・仕入れから出店するまでを体験しています。公開授業では、出店で売る品物の価格やその根拠(○○スーパーより安いのでもっと高くしてもよい、仕入れは○円だから価格は○円でよい等)について豊原ショップ全体の利益をあげるために意見交換をしました。

(6) 6年生 夢に向かって「レッツトライ!仕事体験~12歳の夢~」

地域の協力を得て事前に実施した就労体験学習(コンビニエンスストア、花屋等)についての活動報告等を行い、働くことについての考えをまとめることによって、働くことの価値についての理解を深め、夢や希望を持ち目標に向かって努力することが大切であることを学びました。

(7) 特別支援学級 出店のためのリハーサルをしよう「野菜を育てて出店で売ろう」

同学級が昨年実施した出店体験の反省点等について話合い、客が気持ちよく購入できるよう接客の練習をして、出店に向けての意欲を高めました。接客の練習では、お金のやりとりは正しく、早く行うことや大きな声ではっきりと話すこと等が大切であることを学びました。

2.研究構想

研究構想では、主題を「感謝の気持ちをもち、ものやお金を大切にする子どもの育成」とし、パワーポイントを使用して、今までの授業での取り組みを豊原小学校の先生より説明されました。

1年間を通して地域ぐるみで金銭教育に取り組んだことにより、例えば、夏祭りで出店を開くにあたり最初は利益ばかりを追求していた子供たちが、お客様が喜んでくれるためにはどうするか考えたり、地元で育った喜びや感謝の気持ちを持つことができるようになった事などが分かり易く丁寧に解説されました

3.講演会

公開授業後、保護者向け講演会「今、金銭教育が必要なワケ~学校・家庭・地域で育てる子どもの金銭感覚~」を実施しました。講師のいちのせかつみ氏は、ユーモアを交えながら、子供たちが社会に対応できる力をつけるためにはどうしたらよいか、実体験に基づいた家庭での金融教育のあり方等について語りました。

また、おこづかいや携帯電話は、与えるのであれば家庭内でルールを決めることや子供の時に失敗させることが大切であること等も話されました。アンケートでは、「改めて昔の人達の子供に対する教育力の充実を感じた。今後、子供に金銭教育を指導したい」、「お金は貯めるのがいいのではなく、賢く使うことが大事である。子供の時に失敗をさせる。という話が印象に残った」等、参加者からは前向きな意見がみられました。

(講演会の模様)
講演「今、金銭教育が必要なワケ」の模様

4.プログラム

14:00~14:45
公開授業
(1) 1年生 ものを大切に「ありがとうがいっぱいPART2」
(2) 2年生 使い方を考えて「ものやお金をむだづかいせず、大切につかう心PART2」
(3) 3年生 上手なお金の使い方を考えよう「見直そう、わたしたちのくらし」
(4) 4年生 お金の価値について考えよう「働くのは何のため?」
(5) 5年生 豊原ショップを開こう「わくわく、ワーク体験」
(6) 6年生 夢に向かって「レッツトライ!仕事体験~12歳の夢~」
(7) 特別支援学級 出店のためのリハーサルをしよう「野菜を育てて出店で売ろう」
15:00~15:25
開会行事(うち15分程度研究構想)
あいさつ
柳川市立豊原小学校長 伊藤洋治
柳川市教育委員会教育長 上村好生
研究構想 柳川市立豊原小学校金銭金融教育主任 橋本真理子
15:30~16:40
講演「今、金銭教育が必要なワケ~学校・家庭・地域で育てる子どもの金銭感覚~」
講師:いちのせかつみ氏
16:40~16:45
閉会行事
あいさつ
福岡県金融広報委員会事務局長 熊谷美智男

著名人・有識者が語る

  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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