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金融教育公開授業

平成19年度金融教育公開授業(全国リレー講座)

香川県金融広報委員会
琴平町立琴平小学校
金融広報中央委員会

香川/琴平町の実施報告

「金融教育公開授業 in 琴平(琴平小学校)」(11月1日開催)

琴平小学校が在する「琴平町」は、金刀比羅宮をはじめ文化遺産も多く、「こんぴらさん」の門前町として有名です。同校は、金銭教育研究校として、平成18年度から2年間、総合的な学習や学校行事等を通じて金融教育に熱心に取組んでいます。

公開授業・講演会には、同校の1~6年生全員(総計220名)および教職員のほか、保護者、近隣の小中学校の先生方など、多くの方々にご参加頂きました。また、地元新聞社(1社)も取材に訪れました。

▼ 参加者内訳:

児童(全校児童)220名、開催校教員19名、開催校保護者71名、学校評議員・他校教員14名、高松税務署職員2名、香川県金融広報委員会関係者1名 合計327名

1.公開授業

1年生の授業「ものをたいせつにするこころ」の模様1年生の授業(道徳、「ものをたいせつにするこころ」)では、「もったいないばあさん」の話を聞き、自分の生活の中でもったいないことをしていないか振り返ることにより、ものを大切にするという心情を養い、大切にするためにはどうすればいいかをみんなで考えました。

2年生の授業「お金のつかいかた、だいじょうぶ」の模様2年生の授業(道徳、「お金のつかいかた、だいじょうぶ」)では、資料の中の3人の子どもの買い物の様子や筆箱の様子を例にあげ、お金の使い方について話し合うことにより、物や金銭のもつ価値を正しく理解し、自分なりによく考えてお金を使うことの大切さを学びました。

6年生の授業「税金ってなあに?」の模様6年生の授業(学活、「税金ってなあに?」)では、ゲストティーチャーとして招いた高松税務署の方から、税金がどのように使われているか具体的に教えて頂き、税金の意味や必要性、また働くことの意義について理解しました。最後に、税金と私たちの関係から学んだことやこれからの生き方について考えたことをワークシートにまとめました。

2.研究発表

「健全な金銭感覚」、「感謝の心」、「勤労」の3つの視点から全校児童の「お金」に関する実態調査を行い、課題を明確にしました。その解決のために、年間指導計画を立て、地域や家庭と連携しながら取り組みました。実践例や児童の変容を報告し、児童・保護者に意識の向上を呼びかけました。

3.講演会

公開授業の後、いちのせかつみ氏による講演「し・ご・とってナニ?お・か・ねってナニ?」に全学年の児童が参加しました。

はじめに、いちのせ氏は「今、欲しいものがある人?」と質問し、ゲームや運動靴が欲しいと答える子どもたちに、「みんなが欲しい物があるように、お父さん・お母さんも欲しい物があるが、我慢しながらみんなのために働いてくれている。『はたらく』という字は、『傍・楽』とも書け、まわりの人たちを楽にさせるという意味がある。また、漢字の『働く』は、人が力を重ねるという意味が込められている」と説明されました。

また、おとぎ話の「桃太郎」を取り上げ、「『犬は優しさ、思いやり=心を育む』、『猿は学ぶ、考える、知る=頭を使う』、『雉は行動力、意志力=体を鍛える』の意味を持っている。この3つが『生きる力』であり、何事もやる気を出して頑張れば得ることができる。この『生きる力』を得てこそ、『鬼、つまり仕事、人間関係、ストレス=人生の荒波』に打ち勝つことができ、その先には成功が待っている」と話されました。

最後に、「君たちは桃太郎であり、人生のドラマの主役である。大きな目標を持ち、『生きる力』で未来を切り拓いて欲しい。また、自分たちのためにお父さん・お母さんが一生懸命に働いてくれているということを理解し、ムダ使いしないようにお金の使い方を見つめ直して欲しい」と締めくくりました。

いちのせ氏の講演に対して、児童からは「桃太郎の話に例えておもしろくお話してくれたので、お金や働くことの大切さがよく分かった。私もやる気を身につけて頑張りたい」、「これからは親が苦労して働いた大切なお金をムダ使いしないようにしたい」といった感想が寄せられました。

保護者等からも、「身近なおとぎ話を例に挙げて、大切なことを色々教えられました」、「子どもたちの意欲や関心を引き出しながら、わかりやすく話を進めており、大変有意義な話だった」、「今日を機会にお金の使い方を家でも積極的に話し合いたい」などのコメントが寄せられました。

(講演会の模様)
講演会「し・ご・とってナニ?お・か・ねってナニ?」の模様

4.意見交換

いちのせ先生から、本日の講演のポイントと金融教育の進め方についての説明がありました。その中で、「今後の金融教育を考えていく上で、是非、授業に取り入れてもらいたいのが『携帯電話について』である。年々、携帯電話に関するトラブルが増えており、便利な反面、危険が多く潜んでいることを子どもたちに学ばせる機会を与えて欲しい。先生方にとっては、自分自身が充分に理解できていないものを授業に取り入れることは難しいといった意見もあると思うが、今までの概念を捨て、子どもたちに携帯電話の機能や料金形態などを調べさせ、討議させる授業をしてもらいたい。子ども同士で考えさせることにより、必要なものと欲しいものの違いを真剣に考えるよいきっかけにもなる」と話されました。

5.プログラム

13:35~14:20
公開授業
1年生 道徳(教室)「ものをたいせつにするこころ」
2年生 道徳(教室)「お金のつかいかた、だいじょうぶ」
6年生 学活(視聴覚室)「税金ってなあに?」
14:30~14:35
開会挨拶 香川県金融広報委員会会長 渡辺賢一郎
14:35~14:50
研究発表 琴平町立琴平小学校教諭 赤坂直子、佐栁仁
14:55~15:40
講演「し・ご・とってナニ?お・か・ねってナニ?」
講師:いちのせかつみ氏
15:40~15:45
閉会挨拶 琴平町立琴平小学校校長 秀石通子
16:00~16:20
意見交換

著名人・有識者が語る

  • 脳科学者 中野信子さん
  • 作家 上橋菜穂子
  • 落語家 林家たい平さん
  • 劇作家・演出家・女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学・先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手/長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者・評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣宏さん
  • 医学博士 日野原重明さん
  • 山形弁研究家、タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医、立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東眞理子さん
  • プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長 三浦雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤孝さん
  • マラソンランナー 谷川真理さん
  • 数学者 秋山仁さん
  • TVキャスター 草野仁さん
  • サッカー選手 澤穂希さん
  • ピアニスト 梯剛之さん
  • 女優 竹下景子さん
  • 食育研究家 服部幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野大さん
  • 登山家 田部井淳子さん
  • 音楽家 タケカワユキヒデさん

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