金融教育公開授業
2023年度 金融教育公開授業 金融・金銭教育協議会
京都府金融広報委員会
京都市立栗陵中学校
金融広報中央委員会
京都/京都市の実施報告
「金融教育公開授業 in 京都(栗陵中学校)」(10月27日開催)
京都市立栗陵中学校の学校教育目標は「しなやかに、たくましく人生を楽しみ、自分を大切にする生徒の育成」です。自分の思いや考えを他者にわかりやすく伝える力をつけるために、自己指導能力、コミュニケーション力、自己肯定感の向上に重点を置いて、学校教育を進めています。
10月27日(金)に金融教育公開授業を開催し、3年生を対象に公開授業と、菊地幸夫氏による講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業
「消費生活と金融トラブルの防止について~クレジットカードの利便性(光)と危険性(影)について知ろう~」と題して、3年生を対象にクレジットカードの使い方についての授業を行いました。3年後には、自分でクレジットカードを作ることができる年齢になるという視点から、消費者トラブルの具体例としてより身近に感じることができると考えて、このテーマを設定しました。
授業では、クレジットカードを利用する際には、三者間契約が成立するという家庭科での既習事項をもとに、クレジットカードで分割払いを選択した場合、三者間契約を構成する売買契約・クレジット契約・加盟店契約のそれぞれの契約を解除することができるかということについて、班で意見を出し合いました。グループ討議の結果、契約だけでは、三者の中で消費者が最も損をすることになってしまうため、消費者契約法や割賦販売法が別に定められており、これらの法律によって、消費者は守られているということに気づくことができました。
2.プログラム
- 11:35~12:25
- 公開授業
「消費生活と金融トラブルの防止について~クレジットカードの利便性(光)と危険性(影)について知ろう~」(3年生 総合的な学習の時間) - 13:05~13:10
- 開会挨拶
京都市立栗陵中学校校長 石田裕之 - 13:10~14:10
- 講演「表は天使、裏は悪魔=お金」
講師:菊地幸夫氏 - 14:10~14:15
- 閉会挨拶
京都府金融広報委員会事務局長 梶谷嘉孝