金融教育公開授業
2023年度 金融教育公開授業 金融・金銭教育協議会
北海道金融広報委員会
北海道札幌英藍高等学校
金融広報中央委員会
北海道/札幌市の実施報告
「金融教育公開授業 in 北海道(北海道札幌英藍高等学校)」
(公開授業12月5日、講演会12月19日開催)
北海道札幌英藍高校は、札幌篠路高校と札幌拓北高校との再編統合により、2013年4月に新たに開校した全日制普通科単位制の道立高校です。校訓「立志錬磨・自主自律・右文左武」のもと、開校以来「第一志望を実現する文武両道の単位制高校」を目指す学校像に掲げ、「主体性・協働性・探究心・思いやり」の育成を目標として、地域や保護者の期待と信頼に応える学校を目指しています。
北海道金融広報委員会より2022・2023年度の金融教育研究校の委嘱を受け、研究活動の一環として、12月5日(火)に3年生を対象とした金融教育公開授業を、12月19日(火)に全学年を対象としたダニエル・カール氏による講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業
「社会人になる前に知っておきたいマネープランについて」と題した公開授業は、就職や結婚、出産、育児など高校生が将来に控えているライフイベントを踏まえたライフプランニングを中心に、賢くお金を運用し、使うためのポイントについて考えることを主な内容としました。
授業は、講師としてお招きした金融広報アドバイザーと連携しながら進められました。初めに、講師が例示したライフイベントに必要な金額をもとに、生徒ひとりひとりがライフイベントとそれに必要なお金を考え、プランニングを発表してもらう場が設けられました。それぞれの生徒が思い描くライフプランを聞くことで、会場全体で一体感が醸成される中、改めてお金の使い方、価値観の多様性を感じることができました。講師は、低金利・物価高の下での資産運用の重要性を解説し、資産形成のポイントとして、プランニングや先取り貯蓄、預入期間に応じた商品選択の重要性などを説明しました。さらに、株価の変動要因を示しながら、講師は「直感に頼らない運用をするためには世の中の動きに関心を持つことが大切」と説き、聴講者は多いに納得していました。
2.プログラム
(1)12月5日(火)公開授業
- 14:25~14:30
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開会挨拶
北海道札幌英藍高等学校教頭 蓬田泰生 - 14:30~15:15
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公開授業
「社会人になる前に知っておきたいマネープランについて」(3年生 総合的な探求の時間)
講師:横井規子氏(北海道金融広報アドバイザー) - 15:15~15:20
- 生徒代表謝辞
(2)12月19日(火)講演会
- 13:30~13:35
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開会挨拶
北海道札幌英藍高等学校校長 田村信明 - 13:35~15:05
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講演「くらしとおかねのお役立ちヒント~日米の生活体験を通じて」
講師:ダニエル・カール氏 - 15:05~15:10
- 生徒代表謝辞
- 15:10~15:15
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閉会挨拶
北海道金融広報委員会事務局長 岡田拓也