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これより本文です

おかねのね

お金はどこに行くの?

お金は世の中を旅しています。
ではいったいどんな旅をしているのでしょうか?

おうちからみたお金の旅

そうだなぁ。お金はこのあとお店や会社、銀行と旅をするから、また会うのはむずかしいかもなぁ。

まずは家の中から見たお金の流れを考えてみましょう。おうちの人が働いて入ってくるお金を「収入」、食べ物を買ったり、洋服を買ったりして出て行くお金を「支出」といい、このように家の中で行われる経済活動にあわせてお金が出入りするその全体を「家計」といいます。

会社からみたお金の旅

例えば、みなさんの好きなゲーム。そのゲーム機や、ゲームソフトを売っているところ、また作っているところを会社といいます。

会社は「商品」を売ったり作ったり、また人や物を運んだり情報を提供するなど、「サービス」を提供して収入(お金)を得ます。会社が得た収入から、その会社で働いている人へ「給料」がしはらわれ、家計に入ってきます。会社がもうけたお金の一部は「税金」として国に納められます。そして残ったお金は、新しい工場の建設や、新しいゲームソフトの開発などに使われます。その会社の仕事をよりよいものにするためにお金を使うことを、「投資」といいます。

お金の旅は「家計」や「会社」から金融機関へ

「家計」の収入や支出と「会社」の収入や支出はとってもよく似ていると思いませんか?

お金の旅私たちの家計からは、「給料」から「支出」をして余ったお金を、銀行や信用金庫などの金融機関に預けています。これを「預金」といいます。預けたお金には、金融機関が「利子」といって一定の割合で、おまけをつけてくれます。

お金を預かった銀行は、ほかの会社に対して、新しい工場やお店を作るため、また新しい商品を開発するためのお金を貸し出して、会社から、貸したお金のお礼である「利子」を受け取ります。このように「家計」から金融機関に預けたお金も「会社」と結びつき、役に立っています。

家庭と会社、金融機関や国がどのように結びついて、私たちの暮らし、つまり「経済」が成り立っているのかを図にしてみると、お金がぐるぐると旅を続けることで社会が成り立っていることがわかります(図参照:図の中の赤い線がお金です)。

図「私たちの暮らしと経済」(PDF 234KB)

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  • 作家 上橋菜穂子
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