おかねのね
おこづかいを上手に使うには?
希少性を理解させよう
欲しいという思いに対して、少ない量しか社会にない状態のことを希少性(きしょうせい)がある、といいます。希少性を意識しなくてはいけないのは、なにも「おこづかい」などお金に関することだけではありません。資源ももちろんそうですし、時間もまた希少性のあるものです。長い時間遊んでしまえば勉強をする時間がなくなりますし、勉強ばかりしていては遊ぶという楽しみを得ることができなくなります。
意思決定の方法
子どもに助言
希少性のあるものを生かし、一番満足感が得られるような選択をするには、何を選ぶべきかよく考えなくてはいけません。そのためには、(1)優先順位をつける。(2)優先順位が一番のものを手に入れるための方法をいろいろ考える。(3)それぞれの方法の良い点、問題点を考える。(4)自分の価値観で一番良いと思うものを決める、というように、段階を踏んで考えるとよいでしょう。