ホーム  教える・学ぶ  読み物で学ぼう  ビギナーズのためのファイナンス入門  第6講 情報収集・選択・自己責任

ビギナーズのためのファイナンス入門

第6講 情報収集・選択・自己責任

Dialogue 6 教室で

由哉「どうする? シ・ン・ロ?」

「専門学校にするか4大行くかさ、悩んでるんだぁ。」

由哉「実はオレもさ、だいたい4大行こうって決めてるんだけど、学部とかまだハッキリしないんだぁ。」

「これが旅行関係の専門学校のパンフさ。」

由哉「すげーっ。けっこうマジで情報収集してるんだ。オレもそろそろちゃんと考えないとなぁ。」

「オマエさ、だってもう来年の今頃は推薦だって終わってんじゃないの。それよりさ、入学金とか授業料とか100万くらいはかかるんだ。親は2年間だけは出してやるって言ってるんだけど、4大行ったらバイトでその先支払っていけるかぁ、そっちが心配なんだよなぁ。」

由哉「厳しいんだなー。オレはさ大学卒業までは出してくれそうだけどな、就職したら少しは返さなきゃって考えてるさ。」

「偉いじゃん。でもさあ、大学出てもフリーターも多いって聞くけど、無理しないで早く資格か何か取って就職する方がいいかも・・・。」

由哉「そうかな・・・?」


Knowledge 6 自由な選択と自己責任

進路はみなさんにとって切実な問題ですね。高校までは何とか順調に来たけれど、卒業した先のことを真剣に悩んでいる人も多いはずです。進学するか就職するか、進学するにしても4年制大学か短期大学か専門学校か、学部や学科は何にするか、就職するにしてもどんな業種でどんな仕事をするのかなど考えることはたくさんあります。

広い選択肢の中から、一つの選択をすることは大変難しい問題です。でも、ここはしっかりと自分の将来設計を考えてみることにしましょう。将来自分が何をしたいのか、どんな職業に向いているのか冷静に判断する時間が必要です。

就職する場合にもまず企業の求人情報を収集して検討することが基本ですが、進学する場合には予定する在学期間にかかる費用を正確に把握することも大切です。費用の負担を親に求める場合は家族の十分な話し合いも必要でしょう。

進路選択は大変ですが、自分の将来を考えるいいチャンスでもあります。最終的には自分自身で判断するわけですから、その判断の結果生じるプラスもマイナスもすべてみなさん自身が負うことになります。これを自己責任と言います。であればこそ、適切な情報収集や納得のいく選択が重要になってきます。

高校、大学・短大の進学率


Skill 6

卒業後のライフコース表(就職、進学、結婚、育児、仕事など)を作ってみよう。