わたしを守る「生命保険」
6. 生命保険を見直す
(3) 保障を減らしたいなら「減額」を検討する
「2人の子どものうち1人が大学に入学し教育費の目途がついた。教育費のために入っていた2,000万円の死亡保障を1,000万円に減らしたい」、「住宅ローンを組んで自宅を買った。団体信用生命保険が付くローン分の死亡保障を減らしたい」、「入院1日2万円のがん保険に入っていたが、保険料を減らすために保障を1日1万円に減らしたい」といった事例はよくあります。
こんなときは、保険の「減額」を検討しましょう。これは保険を一部解約することと同じです。
2,000万円の死亡保障を1,000万円に減額すれば、多くの場合、保険料は半分になります。また、入院1日2万円のがん保険を1万円に減額すれば、同様に保険料は半額になります。
終身保険、養老保険、年金保険など貯蓄型の保険なら、減額するとその分(一部解約する分)の解約返戻金が支払われます。