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金融教育公開授業

2016年度 金融教育公開授業

福岡県金融広報委員会
中間市立中間中学校
金融広報中央委員会

福岡/中間市の実施報告

「金融教育公開授業 in 福岡(中間市)(中間中学校)」(10月19日開催)

中間中学校は、昭和22年に創立した中間市で一番歴史のある学校です。中間市は、市の中心を遠賀川が流れ、北九州市に隣接しています。かつては北九州の製鉄産業を支えた炭鉱の町でした。市内にある遠賀川水源地ポンプ室は「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録されました。都会と自然が混在する環境の中、中間中学校では、敬愛、勤労、自律を校訓とし、「DO YOUR BEST」を合言葉に豊かな心と健やかな体を育み、明るく意欲的な生徒の育成を目指して教育を行っています。

10月19日(水)に、中間市教育委員会研究指定の研究発表と、金融教育研究校としての金融公開授業を併せて実施する研究発表会を開催し、研究発表、公開授業(うち金融教育の公開授業は3学級)と、あんびるえつこ氏による講演会を行いました。

▼ 参加者内訳:

生徒59名(3学級)、開催校教員28名、開催校保護者13名、教育委員会19名、他校教員130名、地域の方々3名、合計252名

1.公開授業

(1)「POWER-UP(10) Speaking 買い物(1)(Tシャツを買う)」

「買い物をするときの基礎的な英語表現について理解しよう。基礎的な英語表現を使って、自分の欲しいものが買えたり、相手が欲しいものを選んだりできるようになろう」という内容の授業が行われました。

生徒たちは、教師とALT(外国語指導助手)のモデル会話を聞いたり、絵カードを活用してペアやグループで会話練習をしたり、ALTの先生とやりとりをしました。楽しそうに、積極的に参加していました。

公開授業「POWER-UP(10) Speaking 買い物(1)(Tシャツを買う)」の模様

(2)「より良い消費生活のために」

「インターネットを活用した通信販売で、商品を注文するときの注意点を考える」という内容の授業が行われました。

注文した通りの商品が届いているかどうか確認する、という導入部で、生徒の関心が高まりました。グループで、注文通り届いた場合と届かなかった場合の違いを考え、トラブルの原因を調べてまとめました。トラブルの解決方法についても学びました。生徒はグループ活動に意欲的に参加し、交流していました。

公開授業「より良い消費生活のために」の模様

(3)「どんな場面でも気持ちよく買い物ができるようになろう」

自立活動として、お店で買い物するとき、相手に合った言葉遣いをしたり、話す内容に合った表情をすることによって、気持ちよく買い物をすることができるようになることをねらいとしました。

まず、「買い物ロールプレイ」として、おつりを受け取ったが「おつりが少ない」、という場面を経験しました。そのうえで、「店員さんにどのように伝えたらいいだろう」を課題として、みんなで考えました。伝える内容、伝えるときの声の大きさ、スピード、表情について話し合い、発表しました。再びロールプレイをして、実際にやってみました。相手を嫌な気持ちにさせず、正しいおつりを受け取るため、声の大きさ、スピード、表情に気を付けて店員さんに伝えることを学びました。

公開授業「どんな場面でも気持ちよく買い物ができるようになろう」の模様

2.研究発表

中間市教育委員会の研究指定・委嘱(平成26~28年度)に加え、福岡県金融広報委員会から金融教育研究校の委嘱(同27~28年度)を受け、研究主題を「自ら意欲的に学ぶ生徒の育成~授業における導入の工夫と言語活動の充実を通して~」としました。とくに金融教育では、「金融についての基礎的な知識を身につけ、お金の役割や働くことの意味、望ましい消費生活、自己の将来設計について考える意欲を持った生徒の育成」を目標にしました。

そのために、複数の教科等で「買い物など実際にお金を使ったりする場面」「経済活動」「消費者としての知識や技能」といった金融教育の視点を授業の導入や言語活動の中に取り入れ、生徒の実生活に近い実践的な活動を行ってきました。

金融教育の成果として、生徒へのアンケートでは、お金に関する行動が「変化した」とする回答が8割を超えました。「小遣い帳をつけるようになった」「我慢して貯金をするようになった」「無駄なものを買わないようになった」「欲しいものがあっても、いま必要かを考えるようになった」といった記述が多く見られました。

研究発表の模様

3.講演会

研究発表の後、あんびるえつこ氏から、「自立した大人に育てる5つのポイント」と題する講演が行われました。

あんびる氏は、まず、子どもたちの「3つの現実」として、1)欲しいものを親や祖父母が簡単に買い与えるので「お小遣い」が形骸化し、子どもの我慢する意識は薄れている、2)電子マネーなど「見えないお金」が増加し、お金に対する感覚が薄れている、3)電子商取引やオンラインゲームのような「見えない戦略」が蔓延し、大人には見えにくいネット上での子どものトラブルが増加している、とのお話をされました。

続いて、このような現実を踏まえ、子どもに教えておきたい「5つのポイント」として、1)「ガマン」をする、2)「読み」「書き」「そろばん」に強くなる、3)意思決定の方法を理解する、4)いろいろな視点で考える、5)振り返る習慣を身につける、を挙げました。5つのそれぞれにつき、「わが家ルール」「カレー作りゲーム」「お小遣い帳」などの具体的な事例を使って、身につける方法を説明してくださいました。

最後に、子どもたちの「自立」のために金融教育を始めましょう、とメッセージを伝えました。

生活経済ジャーナリストとして、また一人の主婦として独自の視点からの金融教育のお話は熱が入ったものでした。会場の人々も食い入るようにお話に聞き入っていました。

講演「自立した大人に育てる5つのポイント」の模様

4.プログラム

13:50~14:40
公開授業
(1)「POWER-UP(10) Speaking 買い物(1)(Tシャツを買う)」(1年生 英語科)
(2)「より良い消費生活のために」(2年生 技術・家庭科<家庭分野>)
(3)「どんな場面でも気持ちよく買い物ができるようになろう」(特別支援学級 自立活動)
14:55~15:30
開会挨拶
中間市立中間中学校校長 樋口稔
中間市教育委員会教育長 増田俊明
来賓挨拶
福岡県教育庁北九州教育事務所長 山本栄司
研究発表
「自ら意欲的に学ぶ生徒の育成~授業における導入の工夫と言語活動の充実を通して~」
発表者:中間中学校教諭 研究主任 水流弘貴
15:40~16:40
講演「自立した大人に育てる5つのポイント」
講師:あんびるえつこ氏
16:40~16:45
閉会挨拶
福岡県金融広報委員会事務局次長 文谷良輔

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