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金融教育公開授業

2016年度 金融教育公開授業

山梨県金融広報委員会
甲府市立中道南小学校
金融広報中央委員会

山梨の実施報告

「金融教育公開授業 in 山梨(中道南小学校)」(11月30日開催)

中道南小学校は、平成28年度に創立144年を迎えた伝統ある学校です。古くから文化が栄え、文化と伝統、そして豊かな自然に囲まれた環境のなかで、「1)よく考え、学習する子ども 2)心豊かに、助け合う子ども 3)汗をかき、よく働く子ども 4)たくましく、粘り強い子ども」を学校教育目標として、一人ひとりの個性を尊重した教育を行っています。

11月30日(水)に金融教育公開授業を開催し、5・6年生を対象とした公開授業と、あんびるえつこ氏による講演会を行いました。

▼ 参加者内訳:

児童38名、開催校教員15名、開催校保護者14名、教育委員会4名、他校教員34名、地域の方々3名、合計108名

1.公開授業

(1)「買い物マスターへの挑戦」

みそ汁の具材となる油揚げと長ねぎの購入を検討しました。それぞれ4種類ずつある中から、本当に必要か、買うのか、お金はあるのか、賞味・消費期限はどうか、商品についている表示やマークはどうかなど、これまで学んできたことを踏まえ様々な観点から考えたうえで購入するものを決め、グループごとにまとめ、発表しました。

他のグループの意見を聞くことを通じて、環境や条件により考え方が違うことなど、様々な気づきがありました。金銭の計画的な使い方に関心を持ち、目的にあった物の選び方や買い方について考えることができました。

児童から、「買い物をするときに情報を集めたり、必要かどうかを考えることが大切だと思った」「良いものを選ぶか、安いものを選ぶかは、人それぞれだとわかった」といった感想が聞かれました。

5年生の授業「買い物マスターへの挑戦」の模様

(2)「自分の夢に向かって~働くということ~」

これまでさまざまな職業や仕事内容について学んできており、2学期にはどんな職業に就きたいかを考えてきました。公開授業では、まず、児童それぞれが一番身近な家族などに「どんな思いで働いているのか」「なぜこの仕事を選んだのか」等とインタビューをしてきた内容と、自分の将来の夢や職業について自分なりに整理したことを、グループ内で発表しました。

続いて全体会でまとめを行っていきました。いろいろな職種の仕事に生きがいや誇り、意義などを感じながら働く大人たちがいることに気づき、職業と職業観に関心を高め、自分の考えを深めることができました。これまでとは違った職業を希望するようになった児童もいました。

児童から、「家族のためにお金が使われていることを知った」「たくさんの苦労をして働いていることがわかった」といった感想が聞かれました。

6年生の授業「自分の夢に向かって~働くということ~」の模様

2.研究発表

金融教育研究校の委嘱を受け、「共に生きる力」の育成を目指す学校の主旨を踏まえ、金融教育の4分野の1つである「キャリア教育に関する分野」に着目しました。研究主題を「共に生きる力を身につけた子どもの育成~キャリア教育の実践を通して~」とし、研究に取り組んできました。

1年目は、教員が理論研究を中心に研修を行うなど共通理解に努めました。また、児童へのアンケートを行い、結果を分析しました。これによって明らかになった課題を、授業実践に組み込んでいきました。

2年目には、さらにキャリアアンケートを実施し、児童の実態を把握・分析しました。明らかになった課題に関して研究授業を行い、より実践的な内容となるように授業を進めていきました。委嘱期間の3月までの間に、授業の実践報告をし、学校全体のまとめを行い、来年度以降も金融教育を授業の中に組み込んでいきたいと考えています。

研究発表の模様

3.講演会

公開授業の後、あんびるえつこ氏から、「学校・家庭で教える“お金教育とは”~キャリア教育の観点から~」と題する講演が行われました。

初めに、現在の子どもたちの置かれた環境や現状について説明されました。高学年での携帯・スマートフォンの所持率は高く、オンラインゲームなどのトラブルに関する小中学生の相談が多いこと、見えないお金が「お金」に対する感覚を薄れさせていること、欲しいものも親、祖父母などから簡単に手に入るため「我慢する」ことが薄れていること、などです。

次に、この変化の激しい時代を生き抜くためには、OECDが「キー・コンピテンシー」として挙げているような資質・能力が必要であること、そしてこうした資質・能力を養うために小学生のうちから個人が深く考え、社会と関わりながら行動していくことが大切であることを具体的に説明されました。

最後に、会場の保護者と教員に「カレー作りゲーム」を行ってもらい、“希少性”について学ぶワークショップを実際に体験してもらったうえで、家庭や学校で教える「金融教育」のあり方について、「お金は、社会との関わり方やより良い人生を送るためにはどうしたらよいかなどを考えることができる身近な教材であり、小学生のうちから教えていきたいものです」、と締めくくりました。

参加者からは、「具体的でわかりやすい。授業で実践していきたい」「これから未来を生き抜く子供たちのために、小学生のうちから金融教育を進めることは意義があると感じた」「家庭でもお金の話をしていこうと思う」といった感想が寄せられました。

講演「学校・家庭で教える“お金教育とは”~キャリア教育の観点から~」の模様

3.プログラム

13:30~14:15
公開授業
(1)「買い物マスターへの挑戦」(5年生 家庭科) 那口仁
(2)「自分の夢に向かって~働くということ~」(6年生 総合的な学習の時間) 鈴木富恵
14:30~14:35
開会挨拶
甲府市立中道南小学校校長 加賀美猛
14:35~14:50
研究発表
「共に生きる力を身につけた子どもの育成~キャリア教育の実践を通して~」
発表者:中道南小学校教諭 佐野淳一
14:55~15:55
講演「学校・家庭で教える“お金教育とは”~キャリア教育の観点から~」
講師:あんびるえつこ氏
15:55~16:00
閉会挨拶
山梨県金融広報委員会事務局長 杉本州次

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