金融教育公開授業
2015年度 金融教育公開授業
山形県金融広報委員会
山形県立上山明新館高等学校
金融広報中央委員会
山形の実施報告
「金融教育公開授業 in 山形(上山明新館高等学校)」(10月30日開催)
山形県立上山明新館高等学校は、平成5年に上山農業高校と上山高校が統合して設立され、今年度で創立22周年を迎えました。普通科、食料生産科、情報経営科の3学科編成で、生徒一人ひとりの個性や可能性を伸ばす教育を行っています。
10月30日(金)に金融教育公開授業として、情報経営科1年生の授業を公開し、山田真哉氏による講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業
情報経営科の1年生40名を対象に、以下の4点を目標として「経済の基礎としくみ」に関する授業を行いました。
①経済の主体、経済活動の循環など、経済の基礎を理解させる。
②企業が手掛けるビジネスの意義や役割を理解させる。
③経済活動における生産、流通の意義や役割を理解させる。
④ビジネスの担い手の役割りや仕事の概要、職業人として求められる倫理を理解させる。
生徒たちは「ビジネス基礎」において、これまでビジネスや売買取引について学んできました。今回は「経済のしくみ」を深く学ぶことにより、経済が自分たちの生活にどのような影響を与えているのか、改めて考えることができました。また、企業やビジネスに関する理解を深めることができたため、今後の生徒たちの進路選択に役立つことが期待されます。
2.講演会
公開授業の後、山田真哉氏(公認会計士・税理士)による「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」と題する講演が行われました。
山田氏は「さおだけ屋式会計学」と称した事例を使って、売上、費用、利益など会計の基本をわかりやすく解説され、生徒たちは企業会計のしくみを理解することができました。また、身近な商取引(割引など)をクイズ形式で取り上げ、数字が持つ意味や会計学の基礎を説明されました。生徒たちにとっては会計学の奥深さに触れるよい機会になりました。
3.プログラム
- 11:55~12:45
- 公開授業「経済のしくみ」(1年生 ビジネス基礎)
- 13:30~13:35
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開会挨拶・主催者挨拶
山形県金融広報委員会副会長 中村浩行 - 13:35~15:05
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講演「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
講師:山田真哉 氏 - 15:05~15:10
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生徒代表 お礼のことば
閉会挨拶
山形県立上山明新館高等学校長 寒河江茂