ナビゲーションをスキップして本文へ

これより本文です

金融教育公開授業

2018年度 金融教育公開授業

茨城県金融広報委員会
水戸市立常磐小学校
金融広報中央委員会

茨城の実施報告

「金融教育公開授業 in茨城(常磐小学校)」(10月5日開催)

水戸市立常磐小学校は、明治6年開校の伝統ある学校です。「知性に富み 自ら進んで行動できる 心身ともにたくましく 人間性豊かな児童を育成する」を教育目標として、地域力を生かしながら、一人ひとりの個性を尊重した教育を行っています。

10月5日(金)に金融教育公開授業を開催し、金銭教育研究校として2年間(29・30年度)にわたって取り組んできた成果の研究発表を実施しました。その後、2年生、4年生および6年生の公開授業と、いちのせかつみ氏による講演会を行いました。

▼ 参加者内訳:

児童219名、開催校教員32名、開催校保護者26名、教育委員会2名、他校教員34名、地域の方々5名、合計318名

1.研究発表

金銭教育研究校の委嘱を受け、研究主題を「主体的に取り組む金銭教育の在り方~協働的な学びを通して~」とし、「肯定的にかかわる集団をつくり、学力の向上を図る」ことに視点を置き、研究に取り組んできました。

授業づくりの視点では、まず、主体的に学びに取り組めるように、児童が自分のこととしてとらえることができる魅力ある課題を設定しました。次に、授業や活動の中で、「人」、「もの」、「テキスト」とかかわりながら、自分の考えを確かめたり新たな考えに触れたりすることができるように、「協働」の場面を数多く設定しました。

金融教育の視点では、各学年で発達段階に応じた目標を設定し、複数の教科・領域で資質・能力の育成を図りました。「自立する力」や「社会とかかわる力」の育成を目指し、各教科の活動に金融教育の視点を盛り込んだり、様々な場面でゲストティーチャーを招いたりするなど、「主体的に取り組む金銭教育の在り方」を追究しました。

写真1:研究発表の模様

2.公開授業

(1)「おもちゃフェスティバルをひらこう」(2年生 生活科)

「おもちゃ作りを通して楽しく人と関わろうとする態度を身につけ、お店で働く人々の工夫や努力について理解する」ことをねらいとしました。

1年生をお客さまとして招待して楽しませるために、どんなおもちゃを製作するか、サービスはどうするかなど、どんな工夫をしたらよいかみんなで話し合いました。「少しでもたくさんの1年生に楽しんでもらいたい」という児童たちの強い思いが活発な話し合いを作り出し、協働的な学びが展開されました。このような活動を通して、相手を楽しませるためには、おもちゃの内容の工夫だけではなく、おもてなしの心も必要であることに気づくことができました。自分の役割について責任を持って果たしていく態度も養われました。

写真2:2年生の授業「おもちゃフェスティバルをひらこう」の模様

(2)「ごみのしょりと利用」(4年生 社会科)

「安全や健康を守る人々の働きを理解し、協力しようとする気持ちを育てる」ことをねらいとしました。

水戸市のごみ処理の課題を確認したうえで、ごみ処理に関係する人々の思いを関連づけながら、自分たちにできるごみ処理の工夫を考えて「水戸クリーン宣言」として表現しました。授業後の振り返りでは、「たくさんの人々のおかげで清潔な街が保たれていて、自分たちもその一員としてごみを減らすことに協力していきたい」という、社会性が育った児童の姿が見られました。

写真3:4年生の授業「ごみのしょりと利用」の模様

(3)「一本杉出店プロジェクト」(6年生 総合的な学習の時間「水戸まごころタイム」)

児童一人ひとりが自分の得意分野や興味関心を生かしながら「一本杉ふれあいのつどい」に手作りの出店をすることを通じて、「正しい金銭感覚と働くことの大切さ、金銭を得ることの苦労を理解する」ことをねらいとしました。

1組は、「おばけやしき」、2組は、「クイズ迷路」の出店を企画しました。各クラスの出店のコンセプトや概要をしっかりと話し合ったうえで、企画部を中心に、経理、宣伝、商品開発、音響など必要な部ごとに活動を進めていきました。その過程で、友達と協働して見直して、改善を図ろうとする態度や、互いのアイデアを聞き合って活用しようとする力が身につきました。働く人たちは工夫や努力をし、よりよいものやサービスを生み出していることも学び、他者や社会と適切な関係を構築することの重要性を知ることができました。

写真4:6年生の授業「一本杉出店プロジェクト」の模様

3.講演会

公開授業の後、いちのせかつみ氏から、「賢いお金の使い方と生かし方って?」というテーマで講演が行われました。

いちのせ氏の「お金は好き?」、「お金があったら何を買う?」という問いかけに対し、会場からは、「ゲーム」、「スマホ」、「車」、「からあげ」などたくさんの声があがり、「子どもも先生も、年齢に関係なく誰でも『欲しいモノ』がある」と説明されました。さらに、「欲しいモノばかりを買うのは、賢いお金の使い方かな?」と問題提起され、子どもたちは「欲しいもの」と「必要なもの」の違いについて考え始めました。

また、コンビニエンスストアの店内の構図や商品の配置には、消費者の購買意欲を高めるたくさんの仕掛けがあることを話してくれました。仕掛けが一つひとつ明らかになっていくたびに、子どもたちからは「なるほど」、「そういうことか」と声がもれてきました。また、最近のコンビニエンスストアは、客層の変化や消費者のニーズの変化により、入り口が中央になったりイートインスペースができたりと、店内の構図や商品の配置に変化が見られるようになったことも教えてくれました。変化を繰り返す世の中に、消費者である私たちも「賢いお金の使い方」を身に付けて、柔軟に対応できるようにしていかなければならないと感じました。

いちのせ氏は、子どもたちにお小遣いのもらい方について問いかけ、自分の子どもにお小遣い明細書を渡して、お金の大切さを学ばせた体験を話してくれました。限りある資金を、「欲しいもの」に使うか「必要なもの」に使うか、本当の「賢いお金の使い方」について大人も子どもも考えさせられる講演会でした。

写真5:講演「賢いお金の使い方と生かし方って?」の模様

4.プログラム

13:00~13:10
開会挨拶
茨城県金融広報委員会副会長 吉田豊
水戸市立常磐小学校長 森田聡
13:10~13:35
研究発表
「主体的に取り組む金銭教育の在り方~協働的な学びを通して~」
発表者:水戸市立常磐小学校教頭 篠原和志
13:50~14:35
公開授業
(1)「おもちゃフェスティバルをひらこう」(2年生 生活科)
(2)「ごみのしょりと利用」(4年生 社会科)
(3)「一本杉出店プロジェクト」(6年生 水戸まごころタイム)<総合的な学習の時間>
14:50~15:50
講演「賢いお金の使い方と生かし方って?」
講師:いちのせかつみ氏
―― 児童代表 講師へのお礼の言葉
15:50~16:00
閉会挨拶

著名人・有識者が語る一覧をみる

  • デジタルクリエーター・ITエバンジェリスト 若宮正子さん
  • 元新体操選手・タレント 畠山愛理さん
  • 俳優 内野聖陽さん
  • 歌手・俳優 石丸幹二さん
  • 俳人 夏井いつきさん
  • 女優 山村 紅葉さん
  • 料理研究家 土井 善晴さん
  • IT企業役員・タレント 厚切りジェイソンさん
  • プロサッカー選手 中村 憲剛さん
  • 脳科学者 中野 信子さん
  • 作家 上橋 菜穂子さん
  • 落語家 林家 たい平さん
  • 劇作家 演出家 女優 渡辺 えりさん
  • 青山学院大学陸上競技部監督 原 晋さん
  • 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所教授 清水 達也さん
  • 元スピードスケート選手 長野五輪銅メダリスト 岡崎 朋美さん
  • 工学博士 石黒 浩さん
  • 日本体育大学教授 山本 博さん
  • 編集者 評論家 山田 五郎さん
  • 作家 荒俣 宏さん
  • 医学博士 日野原 重明さん
  • 山形弁研究家 タレント ダニエル・カールさん
  • 公認会計士 山田 真哉さん
  • タレント パトリック・ハーランさん
  • 精神科医 立教大学教授 香山 リカさん
  • 野球解説者 中畑 清さん
  • 順天堂大学准教授 鈴木 大地さん
  • 昭和女子大学理事長・学長 坂東 眞理子さん
  • プロスキーヤー クラーク記念国際高等学校校長 三浦 雄一郎さん
  • 明治大学文学部教授 齋藤 孝さん
  • マラソンランナー 谷川 真理さん
  • 数学者 秋山 仁さん
  • TVキャスター 草野 仁さん
  • サッカー選手 澤 穂希さん
  • ピアニスト 梯 剛之さん
  • 女優 竹下 景子さん
  • 食育研究家 服部 幸應さん
  • おもちゃコレクター 北原 照久さん
  • 宇宙飛行士 山崎 直子さん
  • 早稲田大学名誉教授(工学博士) 東日本国際大学副学長 エジプト考古学者 吉村 作治さん
  • 工学博士 淑徳大学教授 北野 大さん
  • 登山家 田部井 淳子さん
  • 音楽家 タケカワ ユキヒデさん
  
  • Let's チョイ読み!

おすすめコンテンツ

  • くらし塾 きんゆう塾
  • 刊行物のご案内
  • 金融経済教育推進会議
  • ナビゲーター
  • YouTube