金融教育公開授業
2019年度 金融教育公開授業
秋田県金融広報委員会
秋田県立湯沢翔北高等学校
金融広報中央委員会
秋田の実施報告
「金融教育公開授業 in 秋田(湯沢翔北高等学校)」(11月13日開催)
秋田県立湯沢翔北高等学校は、平成23年4月、湯沢北高等学校と湯沢商工高等学校を発展的に統合し、普通科、総合ビジネス科、工業技術科の3学科を有する総合制高校として開校しました。「創造力や実践力のあるたくましい生徒の育成」を基本理念とし、それぞれの学科の特性を生かし、学力向上はもとより、地域貢献をも視野に入れた課題研究や、インターンシップ、ボランティア活動などの体験的な活動を重視している学校です。
11月13日(水)に金融教育公開授業を開催し、総合ビジネス科2年生の公開授業と、加賀屋克美氏による講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業
湯沢市は「稲庭うどん」発祥の地です。毎年湯沢市で開催される「全国まるごとうどんEXPO」には、総合ビジネス科の1・2年生がイベントボランティアとして参加しています。
授業では、「うどんEXPOを経てホスピタリティを考えよう」と題して、イベントボランティアでの体験を振り返り、ホスピタリティ(おもてなし)とは何かについて、グループ討議を行いました。「出店者が満足できる販売員(ボランティア)の行動とはどのようなものか」、「来場者が満足できる販売員の行動とはどのようなものか」の2つをテーマとしました。生徒が実際に行った呼び込みや各店の宣伝方法について、出店者と来場者の2つの目線に立ちながら、来場者満足につながる取り組みを共有し、ホスピタリティへの理解を深めました。
生徒たちは、意見交換をしながら、販売員に必要な資質について考えを深めるとともに、来年のイベントで活かせるようにしました。
2.講演会
加賀屋克美氏から「ディズニーで学んだ最高のサービス」と題する講演が行われました。ディズニーランドのジャングルクルーズでクルーを務めたときの体験談や、先輩から教わったお客様に対する心構えについてのお話に、全校生徒は真剣に聞き入っていました。公開授業も参観された加賀屋氏は、「ディズニーランドに来場されるお客様への気持ちと、うどんEXPOで数あるうどんの中からひとつを選んでいただくお客様への気持ちは一緒」とお話しくださいました。生徒たちにとって、非常に学ぶところが多かった講演会でした。
3.プログラム
- 13:10~14:00
- 公開授業
「うどんEXPOを経てホスピタリティを考えよう」
(総合ビジネス科2年生 商業科目・マーケティング) - 14:15~14:20
- 開会挨拶
秋田県立湯沢翔北高等学校校長 難波文彦 - 14:20~14:25
- 主催者挨拶
秋田県金融広報委員会会長 村國聡 - 14:25~15:35
- 講演 「ディズニーで学んだ最高のサービス」
講師:加賀屋克美氏 - 15:35~15:40
- 閉会挨拶
保護者代表 秋田県立湯沢翔北高等学校PTA会長 高橋譲