2022年度 金融教育公開授業 金融・金銭教育協議会

「金融教育公開授業 in 広島（郷原中学校）」（11月21日開催）

呉市立郷原中学校は、呉市の北東部に位置し、国道375号線沿いの高台にあります。昭和22年4月、賀茂郡郷原村立中学校としてスタートし、昭和31年呉市との合併後、呉市立郷原中学校となりました。昭和41年、郷原地区の住民の勤労奉仕作業により、校舎を現在地の「鳶カ丘」に移転し、校地の整備を着実に進め現在に至っています。昭和44年、卒業制作で生徒と共に造られた「自律（校訓）」の碑は、朝な夕な私たちを見守り続けています。

広島県金融広報委員会より委嘱を受けた金融教育研究校として、研究主題として掲げる「主体的に学び、自ら考え、判断し、表現できる生徒の育成」を目指す一環としてキャリア教育に取り組んできました。

11月21日(月)に金融教育公開授業を開催し、1年生を対象とした公開授業と杉村太蔵氏による講演会を行いました。

▼ 参加者内訳：

1．公開授業

「現代の経営者」

これまで総合的な学習の時間では、キャリア教育の一環として、会社経営の仕組みを学びました。

公開授業では、「現代の経営者に学ぼう」をテーマに、これまで総合的な学習の時間で学んできたことを踏まえ、経営者の人物像、起業時の苦労や努力、経営課題などについて、生徒自身が調べました。その後、それぞれが調べた内容について、グループに分かれて意見交換を行い、グループとして発表する内容を話し合いました。そして、聞き手に内容が分かりやすく伝わるように工夫しながら、グループごとに5分程度で発表しました。その際、聞き手の生徒には、自分事として考えさせるよう、それぞれの発表を評価させました。

生徒の発表内容には課題もみられましたが、自分たちで調べてまとめた内容を一般の方に発表する機会を得たことは、生徒にとって良い刺激となりました。

2．プログラム

13：30～14：20

公開授業
「現代の経営者」（1年生　総合的な学習の時間）

14：25～14：30

開会挨拶
呉市立郷原中学校校長　宮内雅美

14：30～15：20

講演「タイゾーの「お金」と「生きるチカラ」講座　～これからの働き方、資産形成の極意～」
講師：杉村太蔵氏

15：20～15：25

生徒代表　お礼のことば

15：25～15：30

閉会挨拶
広島県金融広報委員会事務局長　栢場義彦