金融教育公開授業
2021年度 金融教育公開授業
岐阜県金融広報委員会
本巣市立真桑小学校
金融広報中央委員会
岐阜の実施報告
「金融教育公開授業 in 岐阜(本巣市立真桑小学校)」(12月17日開催)
本巣市立真桑小学校は、岐阜県岐阜市の西隣に位置する真桑市の全校児童数536名の学校です。豊かな自然の中で「自分の力でやりぬき未来を切り拓く子」を学校の教育目標に一人一人の個性を尊重した教育を行っています。
12月17日(金)に金融教育公開授業を開催し、6年生を対象にした公開授業と菊地幸夫氏による講演会を行いました。
▼ 参加者内訳:
1.公開授業
6年生児童が取り組んでいる「起業家体験学習」は、「地域のよさを発信して地域に貢献したい」という児童の願いから始まっています。模擬株式会社を立ち上げ、地域のよさを伝える商品を開発し、販売を行ってきました。手ぬぐいのデザインや資金調達、ネットでの販売活動など、様々な困難や課題に立ち向かうことを通して、創意工夫を重ねることや仲間と連携して物事を進めることの大切さを学んできた活動の魅力を発表しました。
商品の手ぬぐい制作、商品化するまでの経緯や販売までの資金調達、価格設定、コロナ禍になったことによる対面販売からネット販売への変更等に工夫を重ね取り組み、コミュニケーションやチームワークの重要性を理解することができました。また、自分の役割や責任を果たし、役立つ喜びを体得できました。
この活動により、生活の中のお金の様々な働きや仕組みについての意欲が高まりました。
2.研究発表
金銭教育研究校の委嘱を受け、研究主題を「主体的に学び関わり合う児童の育成~起業家体験学習を通して~」とし、金銭教育の研究に取り組んできました。
児童は、起業家体験学習でのまくわもぎ株式会社の中の販売活動を通して、地域の方の温かさを感じ、仲間と活動する楽しさややりがいを実感しました。また、大切なことを後世に伝えることは価値のあること、自分にできる方法を伝えたいという意識につながり、歴史や文化、伝統を大切にしようと考えることができるようになりました。
3.プログラム
- 13:55~14:40
- 公開授業
「起業家体験学習~まくわもぎ株式会社の活動報告~」(6年生 総合的な学習の時間) - 14:50~15:00
- 開会挨拶
岐阜県金融広報委員会 副会長 尾﨑浩之 - 15:00~16:00
- 講演「学校では教えない大切な話~詐欺被害にあったらどう行動したらよいのか~」
講師:菊地幸夫氏 - 16:10~16:25
- 研究発表
発表者:本巣市立真桑小学校教務主任 芳賀智子 - 16:25~16:35
- 指導講評
講評者:岐阜教育事務所 教育支援課 片山達人 - 16:35~16:40
- 閉会挨拶
本巣市立真桑小学校校長 白木和雄