平成18年度 全国キャラバン金融講座

実施報告

専門家による解説 [解説：高橋 伸子]

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ステップ１「新時代の生活設計」

新時代の生活設計を立てるに当たって、「自分の問題として考えましょう」と冒頭、先生の問題意識を投げかけられ、その後、３つの段階についてそれぞれ、詳しく解説があり、HOPでは「３つの心構え」（どんな人生にしたいか、経済社会の変化をよく知る、柔軟な見直しを実行する）を知っておくこと、STEPでは、「生活設計表」を作ること、JUMPとして、マネープランの考え方について説明されました。また、人生の三大資金である、教育資金、住宅資金、老後資金のつくり方についても触れ、「マネープラン成功の秘訣は家計の把握にあり」と力説されました。最後に「わが家の家計知っ得ポイント」として、税込み年収、手取り年収、年間貯蓄額、年間ローン返済額、年間保険料支出、年間基本生活費、ゆとり生活費、貯蓄・投資合計額、負債合計額を知っておくことが大切ですと教えてくださいました。

（資料抜粋）

ステップ２「金融商品の選び方」

「おまかせは危険！　納得いくまで検討を」とのフレーズを強調されました。貯蓄と投資の違いや、投資信託・変額年金保険・確定拠出年金の仕組みについて、リスクとリターンのイメージ、自分の資金の性格（いざ資金、夢資金、余裕資金）を確認すること、投資に成功するためには知識、情報、経験が必要であること、お金をめぐる消費者トラブルの実例、金融商品を賢く使いこなすポイントなどについてもわかりやすく解説してくださいました。結論として、「情報を収集して知識を深めることや、複数の金融商品に分散して投資し、これを長期的に続けることが成功するコツである」と話されました。

（資料抜粋）