2023年度 金融教育公開授業 金融・金銭教育協議会

「金融教育公開授業 in兵庫（須磨友が丘高等学校）」（１２月２０日開催）

兵庫県立須磨友が丘高等学校は、神戸市にある総合学科の高等学校で、創立40周年を迎えました。校訓「知・考・行」の理念のもと、夢や志を抱き、たくましく生きるこころ豊かで自立する人間の育成とともに、総合学科として魅力ある学校づくり、信頼される学校づくりをめざしています。

12月20日（水）に金融教育公開授業を開催し、1年次生を対象にした公開授業と、大竹文雄氏による講演会を行いました。

▼ 参加者内訳：

1．公開授業

1年次「家庭基礎」の授業において、『ライフデザインからライフプランへ―お金について考えよう―』と題して公開授業を行いました。

入学当初、生徒たちは将来のライフイベントさえも思い浮かばず、自分が高齢者になることなど考えられないといった様子でライフプランを作成していました。入学から8か月の間に保育や高齢者福祉などの学習機会があり、さらに、金融教育の一環として保険会社が作成した人生ゲームなどで知識を広げてきたことで、将来、自分にふりかかるかもしれないリスクやアクシデントについても具体的に想定できるようになりました。

公開授業では、これまでの学習を踏まえ、ライフイベントや病気や災害といったリスクで生じる平均的な費用を教科書やインターネットで調べながら、タブレットのアプリを活用して、自分自身の未来や人生にかかる費用について計算してみました。

今後の授業では、収支のバランスや契約、消費者問題、資産形成などについて学ぶ予定です。

2．プログラム

9：45～10：30

公開授業　（1年次　家庭科「家庭基礎」）
「ライフデザインからライフプランへ―お金について考えよう─」

10：30～10：40

休憩

10：40～10：45

開会挨拶
兵庫県立須磨友が丘高等学校 校長　大久保 隆
兵庫県金融広報委員会 事務局長　堀井 誠

10：45～11：55

講演 「暮らしに役立つ行動経済学―正しく判断するために知っておくべきことー」
講師：大竹文雄氏

11：55～12：00

閉会挨拶
兵庫県立須磨友が丘高等学校教頭　三原 慎吾