金融教育フェスタ
金融教育フェスティバル2008
実施報告
体験しよう!知るぽると冒険広場
~ 
開催場所:1階ロビー
開催時刻:10:00~18:30(全16回)
対 象:小学生~中学生まで
イベント用アイテムおよび美術等(PDF 2,576KB)
金融の仕組みや銀行の仕事について、子どもたちに楽しく学んでもらうための体験プログラム。3つのミッション(冒険)に連続して挑戦して学びます。各ミッションごとのテーマは以下の通りです。
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しるぽる諸島中央銀行でお仕事体験! 中央銀行業務への理解を深めると同時に、労働することの意義を伝える。 |
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知るぽると金座で学ぼう! 一つの社会でみんなが信用して使えるお金を作ることの厳しさ、銀行の重要性についての理解を求める。 |
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知るぽると銀行に口座を開設しよう! 中央銀行と身近な銀行の違いから、身近な銀行との上手なつきあい方についての知識を深めてもらう。 |
対象年齢は小・中学生で、ミッション は1回あたり24名を予定。ミッション
、ミッション
は前ミッション修了者を順次受け付け。3つのミッションの体験業務の所要時間は約1時間。実際の体験内容は以下の通りでした。
しるぽる諸島中央銀行でお仕事体験!
しるぽる諸島中央銀行の見習い銀行員になり、中央銀行とはどういうものか、また、中央銀行の業務の一つである銀行券(紙幣)の鑑査、損傷した銀行券の引き換えなど、実際の業務を体験。無事に業務を完了したら「業務完了書」に押印してもらう。
―参加の児童・生徒一人一人に一組ずつ模擬紙幣を配布して、「たてよみ」、「よこよみ」を指導。つづいてテーブルごとに用意された鑑定板を問題用紙にあててみながら、損傷券の引き換えが可能かどうかを相談して判定してもらいました。指導員役の日本銀行員の方の華麗な手つきに歓声があがることもたびたびでした。
知るぽると金座で学ぼう!
ミッション が完了したら「知るぽると金座」を見学。金座職人に扮した係員から、江戸時代の小判を鋳造する過程など、金座の仕事についてのレクチャーを受けます。とくに小判の厳しい管理などは、今の日本銀行にも通じている大切な仕事。レクチャーが終了したらミッション
でもらった「業務完了書」をみせて、レプリカ小判を受け取ります。
―ミッション を終了した児童・生徒を約半数ずつに分けて金座職人のいるカウンター前に整列してもらい、金座の様子を再現したセットを見てもらいながら、10分程度の説明を聞いてもらいました。時には金座職人がロビーまで出てきて説明するなど、参加者の注意をより集めるような工夫も現場で行いました。
知るぽると銀行に口座を開設しよう!
ミッション で受け取った小判を持って「知るぽると銀行」へ。そこで銀行口座を開設します。暗証番号の決め方などに注意しながら、実際に通帳やキャッシュカードを作成する体験をします。ミッション
まで全て終了したら、「知るぽると特製ポストイット」を記念にプレゼントします。
―ミッション でもらった小判を銀行に預ける、というシナリオを用意しました。普段の生活の中で児童や生徒があまり体験することのない口座開設を実際に経験してもらい、自分の暗証番号を決める際のポイントを覚えて帰ってもらうことを中心に説明しました。
は、当日予約制としてずつ計16回開催しました。
運営スタッフとしては、業務講師役の日本銀行員の方3名のほか、受付および運営スタッフとして5名のスタッフを配置。参加児童の入れ替えなどスムースな運営を心がけました。 は、金座職人役の劇団員3名のほか、運営スタッフを3名配置。
は、テーブルでの通帳記入指導と銀行窓口係員として計5名のスタッフを配置。
それぞれ滞りなく実施開催することができました。
本プログラムは、「日本銀行」で行われた「おかねのイベント」でした。そこでは、だれもが楽しく手を動かしながら「おかねにまつわる体験」に参加することができました。気軽に参加できて、かつ記憶に残るような学習機会を提供できたことで、参加者のニーズにマッチしたイベントとなりました。