わが家の味方「生命保険」
1.保険に関する素朴なQ&A
Q1.生命保険って、どんなときに役に立つのですか?
A1.生命保険は、次のようなことができます。
- 被保険者が亡くなったときに「死亡保険金」が払われる。
- 被保険者が、けがや病気で入院したときに「入院給付金」が払われる。
- 保険が満期になったときに「満期保険金」が払われる。
- 約束された年(3年ごとなど)に「生存給付金」「祝い金」などが払われる。
- 一定の年齢(60歳など)から、年金保険金を受け取れる。
- ガンなど特定の病気になったときに、保険金が払われる。
1. の機能を「死亡保障」といいます。これを利用すれば、万一、父親が亡くなったときに、残された家族に保険金が支払われますから、その後の生活費の心配がなくなります。
2. の機能のある保険に入っていれば、入院したときに、病院の費用や収入が減る分を、給付金でまかなうことができます。
3. を使って、何年後までにいくら、と計画的にお金をためることができます。
4. の代表的なものが「こども保険」ですが、学校の入学などに合わせて祝い金が払われるので、計画的な資金づくりに役立ちます。
5. は「年金保険」です。老後資金づくりに便利です。
6. の代表的なものは「三大疾病保険」です。がん、心筋梗塞、脳卒中と診断されたときに保険金が払われますから、それを治療費に充てることができます。
これらの機能を上手に使えば、日常生活にひそむさまざまな不安に対応することができます。とはいっても、ひとつの保険で、これらすべてのことができるわけではありません。目的に合わせて上手に加入してこそ、「生命保険は役に立つ」ということができるのです。